ブログネタ:自殺について考える
参加中渡辺淳一の実質的デビュー作に『阿寒に果つ』ってのがあります。
書き出しにあれこれ、自殺の方法と結果について論じてますが、取りあえず、『綺麗』に死ねるのは『凍死』だとか。
『生きていた時より美しく、華麗に死ぬ方法はただ一つ』と『凍死自殺』について書かれています。
もっとも、これも場所とタイミングがあって、日本なら雪解けにあわせて発見されないと単なる腐乱死体になってしまいますし、永久凍土とか氷河あたりで『凍死自殺』したら、何千年か何万年かして、『死因』を徹底的にほじくり返されることになります。
子供の頃から病気とか経済苦とか、今でも苦しめられているので、『自殺』については、しょっちゅう考えています。
しかし、少なくとも他人様を巻き添えにせず、余計な捜索で税金を使ってもらいたくないとか、余計なことを考えて、『自殺』は取りやめになります。
どうも『死にたい』と思っているうちは、なかなか死ねないようにできてるみたいですね。
案外、『生きたい』と思ったときが、『自殺』の一番の引き金になるのかも。
フロイトの『タナトス(死の本能)』は『エロス(生の本能)』の裏返しですから、『自殺』する人は、死ぬことで『生きつづける』つもりなのかな。
ちなみに渡辺淳一の『阿寒に果つ』には、モデルがいたとか。
結局、渡辺文学は、このモデルの死に引きずられ続けているわけですから、周囲の人に与える『傷』は癒えないってことですか。
そんなことまで考えると、やはり『自殺』はできないですね。
『自殺志願者』は、自殺の方法もですが、他人を巻き込まない、周囲の人に与える『傷』まで、よく考えてみましょう。
『考える力』が残っているうちは、きっと『自殺』できないですよ。
- 渡辺淳一全集 (第5巻)/渡辺 淳一
- ¥2,243
- Amazon.co.jp