今度は、多連装ロケット砲を、同じく軍事独裁国家ミャンマーに売りつけたそうだ。
なんとなく、迫力ある映像であるが、多連装ロケット砲ってのは、旧ソビエトがナチス・ドイツ迎撃に使用した、通称、『スターリン・オルガン』が元祖であるから、兵器としては古典的な部類だ。
西側では、既に多連装ロケット砲を数段進化させたMLRSが主流になっている。
自衛隊も装備しているMLRSは、一つのロケットに多数の子爆弾を搭載し、一発でサッカーコート程度の範囲を一度に制圧する威力があるが、北朝鮮の多連想ロケット砲にはとてもそこまでの威力はない。
それより以前に多連装ロケット砲の使用には、制空権の確保という基本的前提条件がある。
燃料不足で飛べない空軍しか持たない北朝鮮には、なんの役にも立たないだろう。
精々、韓国に対する先制攻撃くらいにしか役に立たない。
射程からいって、日本にとっても全く脅威にならない兵器であることも確かだ。
北朝鮮もミャンマーも、そろそろ火遊びが過ぎ始めたようである。