空中給油機KC-767やっと到着 | パイプと煙と愚痴と

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イージス艦事故のためか、テレビニュースでは報道されていないようだが、本日、空自初の空中給油機KC-767が、やっと納入された。


08022005

これは、軍事的にはかなり重要な意味を持つ。


空中給油機は、その名の通り、空中で各種航空機に給油を行う航空機だ。

戦闘機だけでなく、ヘリコプターにも給油可能である。(自衛隊のヘリコプターには今のところ空中給油装置は装備されていない)


空中給油機の配備により、戦闘機の行動半径は飛躍的に向上する。

これで今まで不可能(バンザイアタックなら別だが)とされてきた、北朝鮮への空爆も可能になるわけだ。


空自は今のところ巡航ミサイル、精密誘導爆弾を保有していないが、保有計画はあり、配備されれば、北朝鮮への自衛隊単独での攻撃も可能になる。


実際には、精密誘導兵器に加えて、AWACS(空中早期警戒機)の空中給油装置付加、電子戦機の配備も必要になるから、さらに数年以上の期間が必要になると思われる。


それより以前に、肝心の攻撃機がF-2では心許ない。おそらく、F-2の後継とされるF-15の攻撃機仕様であるF-15E(日本仕様に改造されるはずだが)の配備までは、本格的な渡洋攻撃能力の保持とは言えないだろう。


しかし、迎撃機のCAP(空中警戒待機)能力が大幅に向上することは確かで、これについては、沖縄以南の中国に対する防空能力の向上には、大きく貢献するはずだ。


空中給油機の配備は、今後の我が国の防空能力の向上に果たす役割は非常に大きなものがある。