マイクロソフトによるヤフー買収が話題になっているようだ。
同時に、こんな報道もあった。
相次ぐ情報流出に業を煮やした海自が、隊員向けのパソコンを『シンクライアント』に交換するって記事だ。
一般の人には『シンクライアント』は馴染みがないだろうが、オヤジ世代なら、若い頃散々お世話になった、汎用機のターミナルの進化したものだと思えば良い。
各種アプリケーションをサーバ側に任せて、クライアント側ではネットを通じて、表示処理だけをさせようと言う物だ。
これで、単純な情報流出はかなり防げるが、その一方、ネット間をモニタされれば、一度に大量のデータを『盗聴』できるという、『欠点』もあるし、もちろん、それ以外の『抜け道』もある。
一番簡単なのは、パソコン側の画面を写真撮影するというローテクによる情報流出も可能なわけだ。
MSがヤフーの買収に執心なのは、主戦場がパソコンOSからネットを含めたサーバーの一体化に移りつつあるからだろう。
Lan/Wan(インターネット)が使用可能な状況であれば、『シンクライアント』も効果を発揮できるが、屋外あるいはLan/Wanを使用できない状況では『シンクライアント』は全く役立たずだ。
今後、屋外でのインターネット環境の整備が進むだろうが、それにはまだ時間がかかるし、逆にサーバー側にデータを渡したくないユーザもたくさんいるだろう。
なぜなら、サーバー側にアクセス可能になれば、簡単に大量のユーザデータを一度にハッキングされる危険性が出てくるからだ。
OSとアプリケーションに絶対的な強みのあるMSと、ユーザシェアでトップシェアでも、技術力では遠く及ばないグーグルが必死になるのは、当然の帰結だろう。
この成り行きは、今後、一般の人にも大きな影響を受けることになるだろう。
これまた、要注目記事である。