その昔、複葉機の練習機の時代、パイロットの練習生がミスをすると、後席の教官は、操縦桿を引き抜いて、練習生の頭を殴ったって、ほとんど冗談のような本当の話があったが、現代の最新鋭機で発生したのは、驚いたと言うより、大笑いだ。
記事によれば、飛行中のF-2支援戦闘機のサイドスティック(操縦桿)のグリップ部分が、すっぽ抜けたとのこと。
F-2はFBW(フライバイワイヤ)と呼ばれる、操縦システムを取っている。
従来の航空機のように、操縦桿と動翼(エルロン、ラダー、エレベータ)が、ワイヤで接続されているわけではなく、サイドスティックに加えられた圧力を電気信号に変えて通信を行い、各動翼をコントロールする仕組みになっている。
幸いかどうか、パイロットは優秀だったらしく、少しも慌てず、スティックの『根本』を持って操縦を継続して、無事、着陸したそうだ。
しかし、機関砲、各種ミサイルの発射ボタンはグリップ部分に付いているわけで、実戦中だったら大変なことになっていた。
『操縦桿、すっぽ抜けて、戦闘できません!』の絶叫を最後に通信が途絶えることになるのは言うまでもないだろう。
やっぱり、F-2は失敗作だったようですね。調達打ち切りは正解でした。
ちなみに、防衛省はまだ懲りずに、ステルス戦闘機の開発を進めているとのこと。
航空ファンとしては、心配になってきたな……