明治三陸地震による大津波のメカニズムがほぼ解析されたようだ。
明治三陸地震は震度4程度にもかかわらず、津波の高さはほぼ40メートルと、日本の有史以来最大の大津波が押し寄せ、推定2万人が死亡すると言う大惨事であった。
しかし、メカニズムについては、今まで確かなところは不明であった。
今回、明らかになったのは海底の構造に原因があったようだ。
断層付近、堆積層とよばれる柔らかい地層があったため、小さな地震でも、堆積層が大きく震動したのが大津波の原因らしい。
ニュースではシミュレーション画像も写していたところをみると、かなりのデータが収集できたからだろう。
堆積層がある場合は、M8の半分以下で、最大40メートル級の津波が発生する可能性があるそうだ。
津波自体は、海底面、海岸線の形状によっても大きく変化するが、発生メカニズムがわかったことは、今後の津波予報に役立つだろう。
何度も書いていると思うが、オヤジの住む鎌倉もかつて10m超級以上の津波に襲われ、鎌倉大仏の大仏殿が完全に破壊されたのは史実である。
また、関東大震災でも津波が発生、正確なところはわからないが、江ノ島の頂上まで海水を被ったという目撃報告も、これまた残っている。
しかしながら、数度の津波被害を受けながら鎌倉・湘南の防波堤で、10m級の津波に耐えられるところは一つもない。
近い将来、再び巨大地震に襲われて、それが夏の休日であったとしたら、死傷者は数十万人になることは確かだ。
研究は進んだが、対応が全く追いついていない。
しかし、巨大地震と大津波は近い将来、必ず来る。