また、いたましい事件が起きてしまった。
万引き少年を追いかけた、店員が刺殺された事件だ。
まことに痛ましい事件であるので、サバイバル本マニアのオヤジも一言書いておこう。
もし、相手がナイフを持っていることに気付いたなら、第一にすることは「逃げる」ことが鉄則だ。
小型の刃物だからと言って、決して油断してはいけない。
若い頃、空手の道場に通っていたときがあり、刃物を持った相手との約束組み手(相手の攻撃方法を決めた組み手)をしたことがあるが、これでも、なかなか難しい。
運動神経ないに等しいオヤジであるから、これでもタイミングを間違えて、しばしば打たれてしまった(もちろん相手は小太刀の木刀であるが)。
本物であれば、完璧、あの世逝きである。
相手がナイフに限らず刃物を持っていたなら、可能な限り「逃げる」ことを忘れずに。
どうしても、逃げ場がないときは、防御の姿勢をとること。
左手を折り曲げて、左半身に密着させ、拳は顎のあたりにつけて、左半身をナイフを持った敵側にむける。
可能であれば、上着等を左腕に巻き付けておけばなお良い。
この姿勢をとれば、首、心臓、胃、肝臓などの主な急所を隠せるから、サバイバルする確率が高くなる。
もちろん、相手の動きを良く見て、動いたなら足を使ってかわす。
ボクシングで言えば、ステップバックだろうか。間違ってもスウェーで逃げようなんて思ってはいけない。
ナイフの刃先の分、相手のリーチが長くなっていることを忘れずに。
いずれにせよ、時間を稼いで逃げ道を探して、後はひたすら逃げるのみである。
たとえ、あなたが高度な格闘技の訓練を受けていたとしても、同様である。
戦場では無敵の特殊部隊の隊員が、場末の喧嘩で刺されたなんて事件は枚挙に暇がないからである。
参考書はいくらでもあるが、これに関してはあげるのよそう。防犯用具等の知識は、余計な危険を増やすことになることもあるからだ。