危機管理も甘過ぎ! | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

まったく、柏崎原発事故ネタは尽きませんね。

今朝はこんな記事を見つけちゃいましたよ。


鎮圧後も出動指令、住民救助要請断る…原発火災で消防混乱


火災発生しても何も出来ない癖に、延々、火災を放ったらかしにしてから、消防署に出動要請したって記事だ。

ところが、消防署は地震で手一杯、それでも連絡後、駆けつけたが『鎮火』(消防用語では鎮圧というらしい)した後も、市民の救助要請を断ってまで、原発に駆けつけたと言う。


原発の消火を優先した、柏崎の消防署の判断は、まったく正しい。最悪の場合を想定すれば、原発火災消火を優先するのは当然であろう。


やはり、柏崎原発側の危機管理欠如が一番悪い。

非常時の通信系を多重にするくらいは、初めから考えておくべきだろう。

電話がだめでも、衛星回線もあるし、電力会社の専用無線回線だって作っておくべきだ。(確か、東電は持っているはず)


地震と原発の同時発生など考えていなかったと言うが、それならテロ攻撃、航空機墜落による事故など全く考えていなかったと言うことだ。


ここら辺、特に海軍のダメージコントロールの手法を参考にするべきではないか。


西側、特に日米の海軍の戦闘艦には、被弾時に艦の修復に専念する士官がいて、艦が損傷を受けた場合は、ダメコン士官を筆頭に修理、修復を専門に行う。


艦長は操艦、戦闘継続に集中するが、万一、艦長戦死の場合は副長が引き継ぎ、艦の修復はダメコン士官が受け持つから、それだけ戦闘に集中した判断ができる仕組みだ。


柏崎原発事故を見る限り、このような編成は全く考慮されていないことがよくわかる。

オヤジとしては、もう柏崎原発は廃炉にするのが、一番安全だと思うが、再稼働させるつもりなら、原発の修理というハード面だけでなく、危機管理というソフト面の見直しもしなければならない。


しかし、未だに公式に謝罪も辞任もしない東電ボケ社長には、こんなことを考える知能はないだろう。


地震の傷はいずれ被災地の人たちの努力で、復興するだろう。

しかし、原発事故の恐怖は引き続き、いつまでも続く。

三野 正洋
アメリカ海軍に学ぶ危機管理術―自己責任時代の生き方