ほぼ無傷の冷凍マンモス発見! | パイプと煙と愚痴と

パイプと煙と愚痴と

単なるオヤジの愚痴です。

うるさい新聞ネタなので、画像転載できないのが残念ですけど、この冷凍マンモスは見事ですよ。


シベリアで凍結マンモス発見…ほぼ無傷・生後1年ほどの雌

写真で見る限り、ほぼ完璧な状態ですね。

記事ではCTスキャンを行うとあるので、マンモスの全身構造は、ほぼ完璧に解明できるでしょう。


それより興味は死因ですね。

以前から、1万数千年前、突如、気候の大変動が起こり、それまで温暖だったシベリア地方が、極寒の地に変わったという説があります。

実際、以前に発掘されたマンモスの胃からは、温暖な地方の植物が発見されたと言う話が伝わっていますが、真偽は残念ながら不明でした。


今回のほぼ完璧な冷凍マンモスを解剖すれば、真偽に決着がつくでしょう。

もし、温暖な地方の植物が胃から検出されれば、かなりやばい仮説の補強になります。

発掘状況が不明ですが、次は死因が問題です。


単純に、川で溺れた、あるいは崖等からの転落の事故ならば、そもそも氷漬けになるわけがありません。

頭の固い、考古学者は氷河の割れ目に落ちたなどとの説を唱えていますが、これもおかしい。

理由は簡単で、現存の象は起きている間は、ほとんど草を食べている必要があるほど、エネルギー消費が激しい動物です。

草木のない氷河に、群れからはぐれて迷い込んだとは考えにくいでしょう。

写真で見る限り、ほとんど無傷ですから、人間を含む他の動物の攻撃にさらされたと考えるのも不自然です。


ある日、突然、気候の大変動が発生し、避難の暇もなく氷漬けになったとする仮説も、否定されるとまでは言えないでしょう。

実際、気候の大変動が、いつ発生してもおかしくないとする気象学者も、今のところマイナーですが存在します。


前に紹介したと思いますが、改めて、ちょっと前のSF映画を紹介しておきましょう。

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
デイ・アフター・トゥモロー 2枚組特別編

映画では温暖化による北極海の氷が溶け、大量の淡水が海に流れ込んだため、海流の大循環が遮断され、中緯度地方が一時的に氷河期を迎えるという説を元にしたSF映画でした。


ハリウッド映画らしく、お気楽に、この寒冷化は一時的なものとして描かれていますが、もし発生すれば数百年続くとも言われています。

1万年前に、これと似た異常気象が発生したとすれば、大量の食料が必要で、移動能力の低いマンモスが絶滅したのも、残念ながら辻褄がついてしまいます。


この仮説の結果は、案外、早く、それこそ明日にでもわかるかも知れません。