月曜日の割には、ネタに困りませんね。
愛読紙『朝鮮日報』が、珍しく冷静な記事を掲載している。
韓米関係は10年後に崩壊の可能性=米シンクタンク
アメリカの著名なシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が、『韓米関係は10年後に崩壊する可能性がある』とリポートを発表したそうだ。
別に著名シンクタンクでないオヤジでも、韓国の先行きを韓国人民より憂えているくらいなのだから、当然と言えば当然だろう。
何度も書いているが、『軍事統制権』(半島有事の際に米国が、韓国軍を指揮するという権利)を放棄させたのが、一番の失敗だろう。
軍事的にも、地政学的にも韓国は非常に難しい位置にある。韓国の地形は、正面に敵、背面に海と、所謂、『背水の陣』なのだ。誤解している人も多いようだが、古来、軍学では、『背水の陣』は必敗の陣形で、能ある武将なら決して取らない陣形なのだ。(たまに逆手に取って成功したこともあるが、あの織田信長も『背水の陣』で大敗したことがある)
長年の同盟関係で、米国にとって最終防衛ライン、『浮沈空母』としての地位を確立した日本と違って、韓国はアメリカの安全保障には、いささかも貢献できない状況にあることを、早く悟るべきだ。
あるいは、中国と強力な同盟関係を結んで、南北朝鮮+中国で、日米と対峙する方法もあるが、経済的に日米に依存している韓国には、これも非常に難しいだろう。
これから韓国は、進むも地獄、退くも地獄の道を歩む可能性が高い。
しかし、案外、韓国は脳天気なようで、ちょっと前に書いた記事のように、軍備増強で、全盛期のソ連でもなしえなかった二正面作戦(欧州、極東で二正面戦争を挑もうとした)を考えているようだ。
結果は、アメリカの所謂、スターウォーズ計画を生むことになり、あまりの軍事負担の高騰に耐えかねて、ソ連が崩壊したのは、世界史をサボった人たちでも、これくらいは知っているだろう。
中国+北朝鮮と日本+米国に、二正面作戦を挑もうってのは、まさに蟷螂の斧である。
早いところ、少なくとも対米同盟関係を修復しないと、末路は悲惨だろう。
こればかりは、某首相お得意の曖昧作戦は通用しない。