もうじき、選挙のこともあり、たまに街頭でガラの悪いおじさんたちが、『国賊……』とか、叫んでます。
しかしながら、『国賊』には定義があるのです。
――国家の財産を、不法に食い荒らす人のこと。
ただし、国を食い物にしているので、国の屋台骨までを揺るがすことはない。
万一、国に危急の事態があれば、飯が食えなくなっては困ると思って、率先して闘うこともある。
つまり、『国賊』とは普段は国家の金を、適当に使って遊んでいるわけだが、有事の際は、飯の種である国家が亡くなっては困るので、率先して闘う、良いところもある人たちのことです。
それに対し、『糞賊』と言う言葉があります。
これは、利益と見れば、処を構わず、国家の屋台骨を揺るがしても平気で、利権に群がり、最後の一滴まで利益を吸い尽くす連中のことです。
まさに、『糞』の役にも立たない連中のことを言います。
このように、『国賊』と『糞賊』では、似たようなことをしていながら、決定的に違うのです。
有権者は、よく候補者を見極め、
せめて、『国賊』を選びましょう。
『糞賊』を一人でも選べば、国家の破滅です。
追伸:
『糞賊』については、吉川版の三国志にあったと思います。
- 吉川 英治
- 三国志〈1〉