遅々として進まない救援に、一部は暴徒化し、略奪も始まったようだ。
その様子をテレビで見ているうちに、昔流行った劇画を思い出した。
これは『北斗の拳』の世界ではないか。
劇画の方は、確か核戦争により地球が荒廃し、暴力が支配する世界を描いていたと思うが、アメリカの様子を見ると、他の災害でも十分に可能らしい。
阪神大震災の場合は、比較的、被災者は冷静に行動してくれたが、予想される首都直下型、東海・東南海・南海地震では、規模が桁違いに大きい。
震災後、暴動が起きる恐れは、十分ありえる。
今回の一番の問題点は、避難を徹底できなかったことだろう。
しかし、巨大都市では、そもそも不可能なこととも言える。
結局、最後は個人の問題になるが、『早めの避難』に尽きるだろう。
地震の場合、揺れが収まり、怪我がなければ、すぐにでも避難できるはずだ。
人間の心理として、『群れたがる』ところがあるが、災害時には命取りになることもある。
まずは、『都市から脱出せよ!』だ。
アメリカの例のように、巨大災害になると、救援が追いつかなくなる。
そうなると、食料も水もない、大人数の避難所は、非常に危険だ。
群衆が、いつ暴徒化するかわからなくなるからだ。
日本は、アメリカのハリケーン被害と救援について、徹底的に研究しておくべきだろう。
それは、個人についても言える。