中露演習4(対艦ミサイルの脅威) | パイプと煙と愚痴と

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相変わらず、中露演習の報道は少ない。

これには報道機関の認識不足もあるが、画像が入手できないのも大きいだろう。

一般的に東西の軍事演習は、マスコミ向けに多少なりとも撮影させるのが半ば常識だ。

読者もテレビで、リムパックとか、かつてのワルシャワ機構軍の演習を見たことがあるだろう。


それに引き換え、中国は相変わらず秘密主義だ。これが余計な詮索と、憶測を呼ぶことになる。

もっとも、報道機関に見せられる程、訓練がされていないと言う場合もある。


いずれにせよ、一般に隠したところで、日米の軍事筋はしっかり、監視していることは言うまでもない。

恐らく、日米のAWACSに、スパイ衛星は言うに及ばす、領海ぎりぎりのところには監視船、それに潜水艦もこっそり侵入しているかもしれない。

軍事演習は、ある程度公開しないと、相互不信を招くだけなのだ。

かつて、冷戦華やかなりし頃、アメリカの軍事演習には必ず、ソ連の監視船がぴったりとくっついていた。

あんまり熱心に観戦してくれるので、米軍はお礼に、プレイボーイ誌を監視船の乗組員にプレゼントしたという、嘘のような本当の話もある。


それはともかく、今日辺りが対艦ミサイルの発射演習が行われるそうだ。

対艦ミサイルは自衛隊も保有する一般的な兵器だが、西側と東側では、運用思想がまるで違う。

西側の対艦ミサイルは、あくまで戦術兵器だ。敵水上艦の作戦能力を奪うことを主眼にしているから、必ずしも沈めることは考えていない。

実際、フォークランド紛争以来、対艦ミサイルが命中した可哀想な軍艦が何隻かあるが、命中と同時に轟沈した船はない。(その後、沈没した船はある)


それに対し、ロシアは対艦ミサイルを、一種の決戦兵器と考えているらしい。

西側より、はるかに巨大で、当然のごとく弾頭の威力も、通常、核とも凄まじい。


AS-6


バジャーの翼にぶら下がっているのがAS-6通称キングフィッシュである。

弾頭重量1t、最大速度M3、射程500キロ以上と言われる。もちろん、核弾頭も搭載可能である。

命中すれば、空母のような大型艦でも一撃で吹き飛び、核弾頭なら艦隊ごと消滅するだろう。

現在は、次世代の対艦ミサイルが開発中(開発済み?)と言われている。

これらの大型対艦ミサイルを中国が配備すれば、米機動部隊といえども、うかつには近づけないことになる。


しかも、これらの対艦ミサイルは、巡航ミサイルとしても転用可能である。

最新鋭のものは射程3千キロと言われている。

つまり、中国艦艇が、太平洋側に進出すれば、日本全土が射程にはいることになる。

日本には弾道ミサイルと同等の脅威になる可能性が高い。


まともな政治家が日本にいるなら


少なくともODAは直ちに打ち切るべきだろう。