『日航機墜落』真夏の悪夢。 | パイプと煙と愚痴と

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今年で日航123便が墜落して20年になるとのことで、事故を扱った番組が多いようだ。
オヤジもよく覚えている。
家に帰って、テレビのスイッチを入れると、延々と搭乗者の名簿が映し出され、アナウンサーがそれを淡々と読み上げていた。
他のチャンネルに回しても、それは同じだった。
しばらくして、123便の燃料が切れた時刻だと、アナウンサーが告げた。
これで、史上最大の航空機事故は確定したのに、アナウンサーは相変わらず「乗客の安否が気遣われます」と、お為ごかしを繰り返しているので、腹が立ってきたことをよく覚えている。

事故の原因についても定説の『圧力隔壁の修理ミスによる破壊』以外にも、自衛隊の標的機衝突説ミサイル誤射説など多数が存在するが、今持って、どれも完全に納得させるものではないようだ。

事故後の処理についても、オヤジの記憶によれば、早い段階で自衛隊の偵察機が、御巣鷹山山頂で、火災を発見しているが、夜間のため救助隊を派遣するのは不可能と報道されたと思う。
しかし、その後の資料で、米軍は救助隊の派遣を日本側に申し出ていたが、日本側はこれを拒否したことが判明している。
当時の自衛隊のヘリに夜間暗視装置が搭載されていなかったことは事実であるが、習志野の空挺師団なら、夜間降下も可能だったはずだ。
123便に医療用の放射性物質が積載されていたから救助が遅れたとの説も、救助隊に市販のガイガーカウンターを持たせるだけで済むことだ。

全く、20年経っても謎の多い事故である。
もう一つ、見過ごされていることがある。
それは、操縦不能になった747が、羽田に着陸すべく、進路を東京上空にとっていたことである。
ちなみに、厚木基地への緊急着陸も検討されていたらしい。

厚木基地に、核兵器が貯蔵されていることは、公然の秘密だ。
そこに、747が突っ込んだとしたら…… 核爆弾といっても起爆は高性能火薬で行う。高温の火災に遭えば、安全装置がついていても、勝手に爆発してくれるだろう。

あるいは、東京の人口密集地帯に墜落したとしたら…… 9.11を引き合いに出すまでもなく、恐ろしい。

今後、再びこのような事故が起こったらどうするのか?
9.11後、アメリカでは、テロリストにハイジャックされた航空機が人口密集地帯に向かったときは、大統領の指令で撃墜が可能になった。
しかし、日本では123便の教訓があるにもかかわらず、今持って、なにも出来ない。

人間のすることに完璧はない。いずれ、同様な事故が起きるだろう。しかし、被害を最小限にすることは可能だ。
この機会に、もう一度、考えてみるべきではないだろうか。

取り敢えず、合掌。