まだまだ続いた三国志。 | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

久しぶりに画本三国志を開いてみた。
この本は「三国志演義」の各場面に絵をつけた、中国の横山光輝三国志みたいな本である。
最後の方の巻から読み始めたが、孔明が没しても、まだ終わらない。
姜維の最後の悪あがきが失敗して、劉禅がお馬鹿をやらかしてもまだ続く。
結局、ついに孫皓が降伏、帰命侯に封じられたところで(写真参照)、ようやく目出度く物語が終わるのである。
三国鼎立時代の幕を引いたのは、魏・蜀・呉いずれでもなく、晋であったという、歴史の皮肉を作者は強調したかったのかもしれない。

それはともかく、最後まで残った呉を滅ぼした作戦が面白い。
その作戦は、単に呉を無視することだった。
蜀を滅ぼしてから、晋は国境に兵を進めただけで何もしていない。
そのうち、呉は勝手に一人で盛り上がって、晋を討つべしとなったが、既に国力は比較にならない。
討つべしと決まったものの内部は、紛糾してしまう。
その混乱に乗じて、晋はやすやすと呉に攻め込み、滅ぼしてしまうのである。
全く、大国らしい作戦である。

なんでこんなことを長々と書いているかと言うと、今週に入って、似たような状況があるからである。
「竹島」領有権を巡った日韓の紛争がそれである。
紛争と書いたが、盛り上がっているのは韓国ばかりで、日本は暢気なものである。
まさに、晋・呉の最終局面によく似ている。
我が国の某丞相なんか、ほとんどからかっているとしか思えないことを述べている。
それで、さらに韓国は一人で盛り上がってくれるから、外野としては、もう笑うしかない。

では、オヤジも余計なアドバイスをして締めくくろう。
孫子曰く、「故に小敵の堅は、大敵の檎なり」――弱小国が、好き勝手言って、騒いでいると、簡単に大国に攻め滅ぼされますよって意味です。
ご自戒あれ!

注:画本三国志全12巻は例によって絶版です。