ライブメモ:挫・人間ツアー 仙台 | 人間でいたい

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愛と平和


シェイクシェイク♪ブギーな昼下がり♪
ということで、ご機嫌。サイゼリヤにいるからである。今日の天気は曇り。空が曇っていると、目がよく開く。

そんな風に過ごしても、
頭の中では絶えず、井戸端会議が繰り広げられる。
正しさについては分からないことだらけだが、嫌いなものはハッキリしているとよく分かる。
例えば、「そういうもの」と称されることのすべて。
抽象を指す言葉に過ぎないということも、限られた時間での手段ということも、仕方がないことも、悪意がないものも、
すべて引っ括めた上で「嫌い」、である。
これは、自身のアイデンティティに直結しているように思えて気に病む。また、「人間 嫌い なぜ」などと検索して落ち込む。

暗くなってしまった。でも、決して悲観している訳ではないのだ。赤ちゃんが悲しくて泣いてる訳ではないのと同じ。ジタバタしているに過ぎないのです。

↑昼に書いたやつ、読み返したら恐ろしい文すぎて震えた。落ち着きなさい。
YUKIの「Commune」を聴きなさい。

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4/21(日)挫・人間ツアー 仙台 FLYING SUN

仙台は、秒だった。
札幌を発ったのが13時近かった故...

新千歳空港のお土産屋さんでは、
先日読んだ山内マリコ先生の「買い物とわたし」のテンションで、すっかりドーパミンが出まくり。と言っても、買いすぎることはなく。白い恋人のチョコレートタブレット、帆立カレー、うにの煎餅と会社用のお土産を購入。
ポテりこも食べたかったけれど、札幌駅のパン屋さんでモーニングをしたばかりだったこともあり、やめ。

仙台駅に到着してからライブの開場まであまり時間がなかったが、ティータイムを決行。



「玉澤総本店」のずんだ餅とお抹茶のセット。
販売店の裏側に喫茶が併設されていて、カウンター席のみだった。店員さんが、目の前でお抹茶を点てる。
隣に座っていたマダムのおふたりが「次の作品展はどうするの?」みたいなお話をしているのが聞こえてきた。うーん、優雅...
ずんだの餡子が甘くて、美味しかった。
いっぱい食べたくなる甘さ。

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間に合うか焦ったが、
開場10分前くらいにはFLYING SUNへ到着。

こちらのライブハウスでは、
入場の際に缶でドリンクを受け取るシステムで、

レモンサワーの缶を片手に入場した。

ツアー全体を通して上手で観ることのほうが多かったが、この日は中央あたり。

お酒を飲み干し、開演を待つ。

...この時点で、だいぶテンションAGEだった。


SEが鳴り、「どけどけー」と声がしたと思ったら下川くんと声児さんの後ろ姿が目に入ってびっくりした。真横を通り過ぎていったと理解するの、リアルに3秒くらいかかったと思う。フロアの真ん中を通って登場したのだった。


.....この日のフロア、とにかく、アツかった!!会場の熱気がすごい。リヲさまーリヲさまーと歓声があがる。

「今までで1番、ビジュアルっぽいね」とリヲ様もコメントしていた。


リヲ様が

「各々、好きなように罵声を浴びせてみて下さい」と言い、

MC長い!とか、前髪キモい!とか色んな野次が飛び交うというイベントが発生。

真顔で罵声に耳を澄ませるリヲ様。

終いには、

「みんなが静かになるまでに、これだけの時間がかかりました。」と、学校教師みたいな台詞でオチをつける。なんなんだ。


皮肉ったことを口にした直後、

「今年の目標は悪口言わない」と言い、レッドクロスのトークショーで梶原さんが「そういうこと言わないんでしょ!」と止めていたことを思い出した。


とにかくアツくて、汗だくになった。巻いてきた髪も、湿気で全部とれる。これが...これがセミファイナルか!!!


仙台じゃなくて札幌だったと思うけど、

「俺はまだ...閃光ライオットに出たいと思っている!!」と下川くんが雄叫びを上げていたシーン、良かった。あと、「間違いだらけの消えない情熱」前のMCがライブことに毎回違うのもグッとくる。次、間違いだらけの消えない情熱だな...みたいな気持ちになることがなくて、すごい。予定調和はやめませんか、と下川くんは度々口にしていたが、本当に予定調和のない新鮮さを感じるライブになっていて、楽しい。


声児さんとタイチさん、そんなによく食べるんだなぁと思うエピソードもあって和んだ。

何もないところで大声あげてコケたらあぁ...って声、出るよね。


そしてアンコール、

「ライブ本編終わり」後のMC。

この日のMCはとにかく...壮大だった。下川“大”ミュージカルだった。若き日の下川くんも登場した。ひとつになんてなろうとするな、繋がろうとするな、というメッセージ。

これは、きっと下川くんにとって最大級の愛のかたち。歌詞やブログにも、度々書かれていることだ。ひとりぼっちで生きる勇気。

私はライブごとに長々とブログを書いているわけだが、受け取るものが毎回たくさんある。まるで授業。先日、下川くんのブログで「狂室」と書かれていたが下川くんはやっぱり先生だ。下川くんはずっとヒーローだと思っていたけれど、ツアーを通して先生、と呼ぶのがしっくりくると感じた。先生、聞いて。先生、見て。そんな気持ちでいれる。私が求めていたのは救いの手を差し伸べる神様でも、守ってくれる正義の味方でもない。先生だったのだ。


...あぁ、先生。けれど、これだけは言わせて下さい。ひとりぼっちで生きて、というのはやっぱり寂しい。だって本当に、ひとりぼっちだから。もうからだには傷跡がいっぱいです。でも治してほしいなんて願ってはいません。私は人間と共に生きていけると、この先もきっと到底思えない。でも、人間と共に生きている。人間は私から離れてはくれないのです。これは、いかなる孤独。でもきっと私が、分からないのです。この先、どうしたら分かるのでしょうか。眩いほどの優しさを、愛を、あげられる人間になりたいと願ってしまう。できない。きっと本当は、なんだっていい。人間が笑っていると安心します。時々、人々の目には見えない存在だったらと考えることがあります。これは、一体どういう気持ちなんでしょう。

分かったら今度、手紙に書きだしてみます。


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ライブが終わってから、

行列に1時間並んで、牛タンカレーを食べた。



新幹線の時間に間に合うか間に合わないかの瀬戸際だったこともあり、

写真もカレーなのに箸が写っているし、カレーも大急ぎで食べた。


提供前も緊張感を張り巡らせて待っていたから、凄んでいるように見えたかもしれない。

レジでお会計をして下さったお姉さんの手が少し震えていて、ハッと我に返る。いけないいけない。ただでさえ、真顔だと怖く見られがちなんだから。兄弟と戯れていて笑顔だったお姉さんたちの輪に私も入ろうとしたら、怯えたような表情でこちらを見て空気が変わったのを感じたあの日のことを、忘れるな。


大急ぎで食べたせいで、味わうことまではできなかったが確かに美味しかった。今度また行く機会があったら、ゆっくり食べたい。


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自分に正直でいられる時間は、

安らぎだと感じる。

こうやって、

なんでも文章にすると元気になる。


次はいよいよ、渋谷クアトロ。

日常を生きて、

私って挫・人間大好きだなと思わされる。

日常を生きている中では、特にそう感じる。

思いとどまらせてくれてありがとうございます。自分でも驚くほどに今、ちゃんと生きようって気持ちになっている。これは何なんだろうな。まだ曖昧。まだ分からない。それでもいい。生きている。私は、生きていける。