失うことで完成する
なんてカッケーなと思った。
幸せ者でごぜえます、私は。
春は、なぜ恋のイメージがあるのか。
出会いと別れとか、ポカポカ陽気とか、さまざまな要素があるけれど、いちばんは桜の花がピンク色だからだろう。
恋に色があるならば。チカチカするネオンなピンクでも、モードな大人のピンクでも、小悪魔キュートなピンクでもなく、桜の花のピンクであってほしいと思う、私の恋は。
恋か……
年々、自分にとってなんなのだと思うことばかりだ、恋というのは。
なんなら、恋という字を見て『変なかたちだな』と思うくらいだ。
勝手に殻に閉じこもって塞ぎこんで、よくあることだとか、自分はこうなって当たり前とか、勝手に期待して傷ついて強がって落ちこんで。
でも今日は、全部自分で選んだね。
自己満足だったとしても、人に向ける感情が柔らかいというのは、それを感じることができたのは良いことだった。涙が出そうだった。
誰かを愛おしいと思うことは、きっと良いことで、今日はそれを、めいっぱい抱きしめて眠ろうと思います。
