「暗い、小汚い オタク趣味抱えて入れるサークルなんて一つ」のところ、
変われると思い描いていた「サークル」が「一つ」だった悲壮感を歌いあげていて、一気に引き込まれた。
こんな状態なら確かに、恋に落ちちゃうかもな。
「嗅ぎたいんだ 君と二人の朝の匂いを」って、相当気持ち悪い人じゃないと浮かんでこないのですよこんな歌詞(畏敬の念を込めて)。
慄くほどに、純愛...
美しい曲でしたね。
下川氏(オタク回に合わせ、今回は下川氏と綴ることにする)に関しては、
「弾き語りライブだなんて...どんな姿がみられるのかしら♡」とウズウズしていたところに、
開幕「君とメタモる」で、度肝を抜かれる。
楽器を持たず、
全力で「メタモる」を踊る下川氏...
会場に鳴り響く電子音.....
そして、立ち尽くす私...........
そんな中でも、完璧に「メタモる」のフリコピを踊りこなしている方がいて、隅っコレベルが上がるとこういう風になれるのか、と感心した。
小林氏に負けず劣らず、
漫画アニメゲームの話をマシンガンする下川氏。
そういえば、
小林氏のMCで
「下川さんと飲みの席で初めて一緒になった時、下川さんが 俺シューティングゲーム好きだから分かるんだけどさ、ここってアンチ(安全地帯)だよね、と話しかけてくれて、この人は信頼できると思った」みたいな話してて、
まじで、どういうことか分からなかったけれど
そういう出会い方ってきっと、アツいな...
と感じたり。
オタクは夏が好きなのですね。
理由は、ちょっと笑ってしまった。
なめてみる?の話してた時の下川氏の目、
とってもイキイキとしていて、良かったな〜
(もちろん、元ネタも調べました。)
エルフと大奥の話も、
分かりはしなかったけれど、
なんとなく哀愁を感じて笑えたし、
まほうつか、のディティールが素晴らしい話も、なんとなくだけど伝わって、楽しかった。
なんだろう...外国の方とお話をしている時、みたいな感じね。
人間の口から漫画のタイトルをあれだけ沢山聞いたの、人生で初めてだったと思う。すごかった。
「谷仮面」は全巻購入して読みました。
めちゃくちゃ良かった....
谷仮面語りも後日、よろしくします。
漫画ってこんなに人間の力を漲らせるものなのか...!と感動しました。マンガよみたい。
ちなみに、マンガは数多く読んでこなかった人生ですが、
好きなマンガを挙げるとしたら、
羽海野チカ先生の「ハチミツとクローバー」、甘詰留太先生の「ナナとカオル」です。
「ナナとカオル」は、大学生だった頃の夏に親の目を盗んで夜な夜な電子版を読んで、紙のコミックスも購入しました...湿った夏の思い出。
(エロい漫画を読んでいると勘違いされたくなくて、黒いビニール袋へ入れて保管していたのに、久しぶりに実家へ帰った時になぜか袋から全部出されて綺麗に本棚へ並べられていて、怖かった。)
弾き語り、挫・人間の時の音源と雰囲気が違っていて聴きごたえがあった。
特に、「ココ」が聴けたのは嬉しかった。
「もょもと」の音源では、
ポップでハートフルな曲調の中に、
ココを想う切なさが歌詞から垣間見えるのに対して、
弾き語りだと、その「切なさ」にスポットが当たっているような感じで、
思い出の中のココを歌っている、みたいだった。
下川氏のみていたAVの中に登場する居酒屋で流れていた曲、
「やさしさはスポンジのように」も、
とても素敵な曲で、良かった.........
覚えていた歌詞をネットで調べて特定した曲だけれど、音源が見つからない。
でも、帰り道もずっと頭の中で流れていた。
寂しい週末を明るく照らしてくれるような、
優しい曲だった。
「さよならベイベー」で、
週末、何回殺されたらいいのでしょうか。の真顔。「さよならベイベー」の弾き語り、良かったな... 挫・人間の演奏の時より、もっと冷たくて、冗談っぽくできなくて、「人生ってバカみたいでしょ」がストレートに突き刺さった。痛かった。
前後しますが、
MCで「ナウシカのワンシーン」の絵が出てきたの、おもろ切なかった。
色んなおもろ切ない下川氏の一面を感じられる、良いライブでした。
梶原さんがXに載せてた
久しぶりに下川氏と会ったエピソードも、良かったですね...
梶原さん、どうかお大事に。
·̩͙꒰ঌ------キリトリセン------໒꒱·̩͙·̩͙꒰ঌ------キリトリセン------໒꒱·̩͙
ゲームボーイズメモリーの話は?
という感じなのですが、
何も分かっていない私は、会場の明かりがついた瞬間に「終わり」だと錯覚し、
帰宅してしまったのです...メイのバカ............
私はもっともっと、挫・人間を、下川氏を知っていきたいな。
↑のエピソードの後に、まじでなんの説得力もないと思いますが...
己を呪いインターネットを呪い
それでも生きたい...
どうか、愚かな記憶に免じて......
おしまい。