ワチラロンコン国王について正妻であるスティダー王妃以外に、チャオクンプラ(高貴な配偶者)の称号を持つ正式な側室シニーナート妃の存在を過去の記事でも紹介してきました。



最近ではペアルックで誕生日やクリスマスイブを過ごすワチラロンコン国王とシニーナート妃の仲睦まじい様子も…
ところが、ワチラロンコン国王の寵愛を受けるシニーナート妃をも脅かす第三の女性の存在が!




シニーナート妃の誕生日の翌日である2021年1月27日、タイの公式官報が、軍で大佐の地位にある女性が少将の地位に昇進した事を発表しました。

↓直訳しました
「発表する
少将の階級を授けた 
そして軍の公務員を任命してその地位を維持した
国王陛下は優雅に軍の少将の階級を与えました 
そして政府関係者を任命する
〈中略〉
 軍の公務員は次の立場にあります。
 Sutattaphak女性大佐 BorirakPhuminポジションジェネラルスタッフ
 タイ王国陸軍警備隊マハドレック・ラチャワロップ宮殿 タイ王国陸軍本部、マハチャワロップ近衛兵
 ロイヤルガードサービスコマンド(特別大佐率)は軍の将校です。
 タイ王国軍事務所の運営 コマンド
 安全と安心(空軍率)を提供し、主要な女性のランクを与える」
 

女性の名前は
Sutattaphak BorirakPhumin
読みはスタッタファク・ボリラクプミン?



ワチラロンコン国王はお気に入りの女性に軍で高位の地位を与えます。


スティダー王妃は元キャビンアテンダントですが、2010年から軍に所属しています。2012年に大佐、2013年に少将、2016年に陸軍大将(将軍)と軍で昇進、2019年5月にワチラロンコン国王と結婚し、王妃となりました。


結婚前の2017年、プミポン国王の葬儀では国王(中央)の側で行進されました(左)


2017年、プミポン国王の葬儀に将軍として出席した現在のスティダー王妃




また、シニーナート妃も元看護師ですが、軍で少尉、中尉、大佐、少将へと昇進しました。2019年5月に少将に昇進し、約2か月後には約100年ぶりにチャオクンプラ(高貴な配偶者)の称号を与えられました。
2017年のプミポン国王の葬儀には大佐として出席し、命令を叫びました。

※プミポン国王の葬儀は崩御から約一年後の2017年10月に執り行われました





つまり、女性少将の座は国王の公式な妻への登竜門と言えます。ワチラロンコン国王はコロナ禍のドイツ滞在中にも、20人以上の女性達によるハーレムを形成することが報じられるなど多数の愛人がいます。その愛人達の中でシニーナート妃に続くかもしれない第三の女性。
チャオクンプラ(高貴な配偶者)の称号は複数の女性が兼任可能なのでしょうか。またチャオクンプラに続く別の称号が与えられるのでしょうか。女性の写真が公式に公開されるとしたらそのタイミングでしょう。
それとも愛人達の中での頂点というだけで、表には出てこないのでしょうか。それでもシニーナート妃にとっては、チャオクンプラの称号を剥奪された過去もありますから、自分のすぐ下に他の女性がランク付けされているのは脅威ですね。

今後の展開が気になります。


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以上です。
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