2020年11月8日、ハリー王子とメーガン妃はRemembrance Sundayを記念して、ロサンゼルス国立墓地を訪問し、職務中に亡くなった連邦軍の兵士に敬意を表しました。
※公務ではなく個人的な追悼のようです。


Remembrance Day (リメンバランス・デーまたはリメンブランス・デー)は、1918年11月11日の第一次世界大戦終結を記念してイギリス国王ジョージ5世によって定められた記念日です。11月11日午前11時には、イギリス国内で2分間の黙祷を行い、戦没者を追悼します。

11月の第二週の日曜日または、11日に近い日曜日がRemembrance Sundayと呼ばれ、戦没者の慰霊碑前で追悼式典が行われます。王室、首相、各政党党首、軍の代表者が出席し、毎年テレビで生中継されます。
(エリザベス女王やキャサリン妃が出席されたイギリス王室のRemembrance Day については次の記事で紹介する予定です。)


ハリー王子も毎年ロンドンのRemembrance Sundayに出席していたのですが、今年は断念。新型コロナウィルスの影響もあり、アメリカからイギリスへ渡るのも歓迎されないのはわかります。
出席はできないが、献花だけでも…とバッキンガム宮殿に個人的な要請をしたが、セノタフ(Cenotaph)に花輪を捧げることを拒否されたとの報道もあります。※実際に拒否したかどうか王室はコメントを避けています


セノタフとはウェストミンスター寺院に続く大通りホワイトホールにある戦没者追悼慰霊碑です。セタノフでは毎年、戦没者追悼行事が行われます。




夫妻のスポークスマンは「公爵と公爵夫人にとって、自分たちのやり方で記憶を個人的に認識し、奉仕した人々と命を捧げた人々に敬意を表することが重要でした」
 「公爵夫妻は、公爵夫人が庭から摘んだ花を、オーストラリア空軍に所属していた兵士とカナダ陸軍砲兵隊の兵士の2人の連邦兵士の墓地に置きました。」





ハリー王子とメーガン妃はロサンゼルス国立墓地へ有名写真家を伴っていました。Remembrance Sundayの撮影を予め依頼していたのです。その写真家はロサンゼルスを拠点とし、「ファッションと有名人のポートレイト」を専門とするリー・モーガンです。ファッションデザイナーのリック・オウエンス、アレクサンドルプロホフ、ラッパーのカニエ・ウェストのブランドYeezyとも仕事をしてきた写真家です。



ドイツでブラジル人の母親とアフリカ系アメリカ人の父親の間に生まれ、ブラジルとニューヨークで育ったリー・モーガンは英語、ポルトガル語、スペイン語を話すトライリンガル。



自ら写真家に依頼して追悼の様子を撮影させるとは…
こんな神妙な表情も白々しく感じますね。
プライバシーを守り、王室から離れたいとしながらも、ロイヤルとしてのアピールもしているように感じます。
追悼するために国立墓地を訪れたのか、イギリス王室の一員としてRemembrance Sundayに参加する自分達を撮影し、世界に発信するために国立墓地を訪れたのか…





Brandon Maxwell 
Black Wool Satin Faille Jacket Dress
メーガン妃が着用したのは下記コートのカスタムピース(特注品)のようです。




BRANDON MAXWELL
Pleated wool-twill and silk-organza coat
$3,295(約347,300円)




Brandon Maxwell
Cotton And Silk-Blend Waist Belt
$295(約31,100円)

メーガン妃とブランドのモデルさんはベルトの前後を逆に使用しています。


Jennifer Chamandi 
Lorenzo 105 black suede 
£550(約76,300円)


メーガン妃といえばアメリカの大統領選挙で投票したことが明らかになりました。報道によると、メーガン妃は郵便投票を行い、投票先は公表されていないものの、反トランプ派であることからバイデン氏に投票したと思われます。イギリス王室では政治的中立な立場を保ってきた歴史があり、近代のイギリス王室では投票は初。物議を醸しています。



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