毎年6月のイギリス王室の華やかな恒例行事、 Trooping The Colour(エリザベス女王の誕生日を祝う式典)ですが、今年は新型コロナウィルスの影響で縮小されました。
キャサリン妃はAlexander McQueenの新しい衣裳を準備していたでしょうか？どんな衣裳だったのか気になります。(この式典でのキャサリン妃のAlexander McQueen率は高いです)
キャサリン妃の衣裳も楽しみの一つではありますが、普段の公務ではなかなかお姿を見ることができない広義の王族達(エリザベス女王の従弟やその子、孫等)が揃うのもこの式典くらいなので、私は毎年非常に楽しみにしています。
歴代のこのセレモニーを画像で振り返ります。
(Trooping The Colourの式典の内容、今年の様子については過去の記事をご覧下さい。)
・エリザベス女王 密を避けたTrooping The Colour 2020
●2019年
この年一番の注目はルイ王子のバルコニーデビュー。
ルイ王子の衣裳はハリー王子のお下がり。既にアーチーくんが産まれていたので少し違和感がありました。
腕の包帯と整った容姿で注目を集めたアルバート・ウィンザー(ケント公爵エドワード王子の孫、ニコラス・ウィンザーの長男)
●2018年
約1ヶ月前に結婚式を挙げたメーガン妃がバルコニーデビュー。オフショルダーの衣裳が問題視されました。
注目を浴びたのがもう一人！サバンナ・フィリップス(アン王女の孫、ピーター・フィリップスの長女)
●2017年
2017年8月に公務を引退したエリザベス女王の夫、エディンバラ公爵フィリップ殿下はこの年が最後のTrooping The Colourでした。
●2016年
シャーロット王女のバルコニーデビューでした。
●2015年
注目はジョージ王子のバルコニーデビューでした。
●2014年
エリザベス女王の衣裳は白！ネイビーの刺繍と帽子のつばがアクセントです。白い衣装、新鮮ですね。
●2013年
キャサリン妃はジョージ王子を妊娠中でした。
●2011年
1ヶ月半前の4月29日に結婚式を挙げたキャサリン妃は初めてのTrooping The Colourにウェディングドレスと同じくAlexander McQueenを着用されました。
可愛らしい4人のロイヤルキッズ達。
左からレディ・ルイーズ・ウィンザー(エドワード王子の長女でエリザベス女王の孫)、エステラ・テイラー(ケント公爵エドワード王子の孫)、エロイーズ・テイラー(ケント公爵エドワード王子の孫)、マルガリータ・アームストロングジョーンズ(マーガレット王女の孫)です。ルイーズとマルガリータはウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングでブライズメイドを務めました。
●2010年
ヨーク姉妹のファッションもだんだんと華やかに。
●2008年
カミラ夫人とウィリアム王子です。カミラ夫人のヘッドドレスが華やかです。この衣装とヘッドドレスは2011年のザラ・フィリップスの結婚式でも着用されました。
ハリー王子、ウィリアム王子、カミラ夫人の3人で馬車に同乗されました。何とも言えない組み合わせです。
約1か月前の5月17日にアン王女の長男ピーター・フィリップスと結婚式を挙げたばかりのオータム・フィリップスもバルコニーデビュー。
●2006年
この年からハリー王子は軍服で参加。
隣はアンドルー王子です。
ハリー王子と従妹のユージェニー王女です。
●2005年
2005年4月9日に結婚式を挙げたチャールズ皇太子とカミラ夫人。結婚式から約2ヶ月後、カミラ夫人は初めてTrooping The Colourに参加しました。パレードではカミラ夫人、エドワード王子、ソフィー妃、ウィリアム王子が同乗されました。
●2003年
ハリー王子とウィリアム王子が馬車に同乗して微笑んでいます。まさか将来ハリー王子が王室を離脱するなんて…
バルコニーの上で、エリザベス女王も孫達と談笑して楽しそうです。
●2000年
晩年のエリザベス女王は花柄のスーツやコートドレスは珍しいです。(コートの中にはよく花柄のドレスやスカートをお召しです。)
●1999年
アン王女です。
エドワード王子と婚約中のソフィー妃もこの年からTrooping The Colourに出席されました。1週間後の6月19日に結婚式を挙げ、エリザベス女王から信頼が厚い王子妃となりました。
●1993年
チャールズ皇太子とダイアナ妃の別居が始まり、エリザベス皇太后の隣は再び娘のマーガレット王女に。
●1992年
マーガレット王女の大きな帽子がゴージャスです。
白い衣装のダイアナ妃の隣はレディ・ガブリエラ・ウィンザーとロード・フレデリック・ウィンザーの兄妹です。
ダイアナ妃は皇太子妃という立場からか、毎年エリザベス皇太后(エリザベス女王の母)と馬車に同乗されていました。
●1991年
ケント公爵夫人キャサリン妃とダイアナ妃です。
お若い頃のケント公爵夫人キャサリン妃素敵ですね。
アンドルー王子、セーラ妃、ベアトリス王女。
●1988年
ダイアナ妃とハリー王子の衣裳は親子でコーディネートされています。
●1987年
エリザベス女王はこの年から軍服で馬に乗るのではなく、馬車に乗って Trooping The Colourのパレードに参加されるようになりました。
●1986年
マイケル・オブ・ケント王子妃(マリー=クリスティーヌ)、フレデリック・ウィンザー卿、ハリー王子、ダイアナ妃。
ダイアナ妃は1986年5月の来日で着用された「日の丸ドレス」を約1か月後の Trooping The Colourで再び着用されました。マイケル・オブ・ケント王子妃と大振りのドット柄が揃いました。
●1985年
赤ちゃんのハリー王子とセーラー服のウィリアム王子が可愛らしいですね。
●1984年
ウィリアム王子のバルコニーデビューでしょうか。
●1983年
満面の笑みのエリザベス女王
●1982年
6月12日、妊娠中のダイアナ妃。9日後の6月21日にウィリアム王子が誕生しました。
マーガレット王女(エリザベス女王の妹)のターバンが個性的。
●1981年
婚約中のレディ・ダイアナ・スペンサー(ダイアナ妃)もパレードに参加、チャールズ皇太子は馬に乗ってパレードをするため、アンドルー王子と馬車に乗りました。
バルコニーではチャールズ皇太子と一緒に。
約1ヶ月半後、お二人は結婚式を挙げました。
●1980年
左から、フィリップ殿下、エリザベス皇太后、アンドルー王子、チャールズ皇太子、マイケル・オブ・ケント王子妃(マリー・クリスティーヌ)、エドワード王子、エリザベス女王、グロスター公爵夫人バージット妃、アン王女です。アン王女の後ろは恐らくタイの王族だと思います。右はシリントーン王女でしょうか。
●1978年
熊の毛皮の帽子 (Bearskin) をかぶり、パレードに参加するチャールズ皇太子。
●1972年
ウィンザー公爵夫人 ウォリス・シンプソンは、1972年6月3日、バッキンガム宮殿の1階の窓からTrooping the
Colourセレモニーの開始を見ています。1週間前にパリで亡くなったウィンザー公爵(元イギリス国王エドワード8世)に、1分間の黙祷が捧げられました。
●1970年
エリザベス皇太后、レディ・サラ(マーガレット王女の娘)、アン王女、エドワード王子。
●1968年
エリザベス皇太后とチャールズ皇太子
●1965年
エドワード王子とエリザベス女王。
●1964年
エドワード王子(生後3ヶ月)を抱くエリザベス女王、アンドルー王子、フィリップ殿下。
●1961年
アンドルー王子(1歳4ヶ月)を抱くエリザベス女王。
●1960年
エリザベス女王、エリザベス皇太后、フィリップ殿下、アン王女
●1959年
エリザベス女王とフィリップ殿下
●1954年
夫であるフィリップ殿下に笑顔を向けるエリザベス女王。
幼いチャールズ皇太子とアン王女の姿も。
●1953年
馬に乗って敬礼をするフィリップ殿下とエリザベス女王
。女王として初めての戴冠式から約1週間後のお二人です。
エリザベス王妃、アン王女、マーガレット王女
●1952年
●1951年
パレードを終えて宮殿に戻るエリザベス王女(エリザベス女王)
エリザベス王妃(エリザベス女王の母)、チャールズ王子(後の皇太子)、マーガレット王女。
昔の方が幼い王子、王女も馬車に乗ってパレードに参加していたようですね。現代だとジョージ王子はまだパレードに参加されていません。
●1949年
エリザベス王妃とマーガレット王女
●1947年
Grenadier Guards (近衛歩兵連隊 )のユニフォームを着てパレードに参加するエリザベス王女(21)
●1933年
メアリー・オブ・テック(ジョージ5世の王妃でエリザベス女王の祖母)、メアリー王女、ヨーク公爵夫人時代のエリザベス皇太后とエリザベス王女(7歳)。
Trooping The Colourでは、かなり広い範囲の王族がバルコニーに立たれます。エリザベス女王の従弟の孫も何人も… 貴族の称号を持たず、普段お仕事をされている方も。ということは、主要王族引退後ももしかしてハリー王子とメーガン妃の出席もあるのでは？と離脱問題が盛んに報じられている頃から思っていましたが、新型コロナウイルスの影響で、それどころではなくなりましたね。来年は従来の華やかなTrooping The Colourが開催されることを願います。
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・キャサリン妃 Alexander McQueenコレクション
以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。