キャサリン妃のファッションの傾向として、気に入った形の服や帽子は色ちがいでリピートすることが多いです。そんなキャサリン妃のお気に入りアイテムを紹介します。
PHILIP TREACYの帽子はパステル系のブルーとピンクで色ちがい。ブルーは今年のロイヤルアスコットで、ピンクは2016年のトゥルーピング・ザ・カラーで白いコートドレスに合わせて着用されました。
フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY di Lorenzo Serafini)のジャケットは赤と青を色ちがいで着用。
2012年3月、聖パトリックスデイパレードで着用したコートドレスはダークグリーンのEmilia Wickstead。5年後の2017年5月にルクセンブルク訪問で色ちがいのライトブルー。
ダークグリーンのコートドレスは、ウェストをお直ししたのか、ベルトで調整可能なのかわかりませんが、ジョージ王子妊娠中の2013年3月17日の聖パトリックスデイパレードでも着用されました。
Emilia Wickstead のドレスはライラックとグリーンで色ちがい。ネックラインがグリーンではスクエアネックに変更されています。
2017年7月21日、ドイツ訪問のパープル系家族コーデでも着用されました。ライラックのドレスを着用して人気を博したことから、このドレスは'Kate' Dressと呼ばれています。
※追記※
その後キャサリン妃は2019年11月7日にライラックと同じネックラインでブルーの'Kate' Dressを新たに着用されました。
こちらもEmilia Wicksteadのドレスで、ピンクとブルーを2色着用されました。ピンクは各国王族が集まったウィンザー城での祝賀ランチで、ブルーはニュージーランド訪問で着用されました。
この2色のドレスはその後それぞれ着回しされています。
ピンクのドレスは最初の着用から11日後、バッキンガム宮殿でのガーデンパーティーで着用されました。キャサリン妃の着まわしにしてはかなり短期間です。
青いドレスは2015年12月のAction on Addiction Centre 訪問、2018年11月にはBBC訪問で着用されました。
シャーロット王女の洗礼式で着用されたAlexander McQueenの白いコートドレス、色ちがいで淡いライトブルーのコートドレスを2018年に着用されました。
白いコートドレスはその後3度着回されています。
2016年にはトゥルーピング・ザ・カラーで最初に紹介したパステルピンクのファシネーターを合わせて、2017年ベルギーのパッシェンデールの戦いの追悼式典では白いファシネーター、2018年ハリー王子の結婚式ではイエローの花飾りがついたファシネーターを合わせて着回しされました。
2017年のトゥルーピング・ザ・カラーでピンク色のAlexander McQueenのドレスをシャーロット王女のピンク色のワンピースと合わせて着用されました。
2018年のユージェニー王女の結婚式では色ちがいのディープピンクのドレスをボルドー系の小物と合わせて着用されました。ディープピンクのドレスは肩の部分をパフスリーブに変更されたようです。
2016年にはPreenの赤と黒のドレスを色ちがいで購入。
赤はカナダ訪問に合わせて胸元にメイプルリーフのブローチをつけて、黒はビジュー付きベルトでアクセントをつけて着用されています。
この2着はその後も着まわしをされました。
赤いコートドレスは2016年6月のガーター勲章授与式典で、ブルーのコートドレスは2018年キャサリン妃の友人ソフィー・カーターの結婚式で再び着用されました。
2017年3月の聖パトリックスデイパレードで着用したCatherine Walkerのコートドレスは、ダークレッドのカラーでもオーダーし、2018年のクリスマス礼拝で着用されました。ボタンの素材が襟や袖に使われているベロア素材に変更され、スカート丈も少し長く変更されたようです。
ダークグリーンのコートドレスは聖パトリックスデイと同日から2日間のフランスツアーへ出発、パリでも着用されました。イヤリングとパンプスは同じものでしたが、ファシネーターが無いダウンヘアだとまた雰囲気が変わります。
その後、2018年にロイヤルファミリーが集まったウェストミンスター寺院での礼拝でヘアバンド型ヘッドドレスと合わせて着用されました。
2016年6月のガーター勲章授与式典での赤いファシネーターと2016年9月のカナダ訪問での青いファシネーターの形が良く似ており、色ちがいだと思いましたが、赤い方は花モチーフ、青い方はカナダ国旗に合わせたメープルリーフモチーフのようです。
こちらは柄違いでしょうか。Catherine Walkerのコートドレスです。レース風の模様の入り方が違いますが、衣装のシルエットや襟元の形、ファスナーで開閉する点、スカートの裾がレースのもように沿っている点が共通しています。
どちらも素敵な衣装ですが、なかなか着回しされません。どんなファシネーターを合わせるのか、キャサリン妃の今後の着まわしに期待しています。
以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。