2011年7月30日、スコットランド、エディンバラのキャノンゲート教会でアン王女の長女ザラ・フィリップスとイングランドのラグビー選手マイク・ティンダルの結婚式が行われました。
花嫁ザラにとって従弟であるウィリアム王子の結婚式から約3ヶ月後のことでした。


ザラ自身も総合馬術の選手で、2006年のヨーロッパ総合馬術選手権で個人優勝を果たしており、大英帝国勲章が授与されました。
また、2012年ロンドンオリンピックでは総合馬術団体で銀メダルを獲得するなどの功績があり、アスリート同士の結婚でした。




実の父親マーク・フィリップスと教会へと歩くザラ。
ザラの両親、アン王女とマーク・フィリップスは一男一女を設けるが離婚して、お互いに再婚しています。


バックスタイル、背中からスカートの裾まで小さなくるみボタンが付いています。


カラーがメインのブーケは大人っぽいけれど、全体にボリュームを付けたことで可愛らしさもあり、素敵なブーケです。
ロイヤルウェディングの中でも個人的に一番好きなブーケです。



新郎マイクの胸元にはブーケと揃えたカラーではなく、白い薔薇が付けられています。



エリザベス女王のお気に入りStewart Parvinによってデザインされたアイボリーシルクのウェディングドレス。
ロイヤルウェディングには長袖のウェディングドレスが多いですがアスリート体型のザラには最適なデザインかもしれません。




ザラのウェディングティアラはMeander Tiara(メランダーティアラ)。
フィリップ殿下の母アリスからエリザベス女王へのウェディングギフトでした。1972年に娘のアン王女へ譲られ、ザラの結婚式に貸し出されました。








ブライズメイド達。




ザラの父、マーク・フィリップスがアメリカ人の再婚相手との間に設けたステファニー・フィリップス(14)もブライズメイドの一人でした。(ザラの腹違いの妹、写真右)


ベストマンはラグビー選手のイアン・ボルショー、メイド・オブ・オナーはザラの友人Dolly Maudeが務めました。
(キャサリン妃の結婚式でのハリー王子とピッパさんの役目)

偶然だと思いますが、2015年のロイヤルアスコットではまるで双子コーデのDolly Maudeとザラ。




ウェディングゲストを紹介します。

花嫁の祖母、エリザベス女王は近年では珍しい白い靴とバッグで参列されました。同年のウィリアム王子の結婚式でも白でした。


花嫁の母、アン王女も華やかな衣装で参列されました。


チャールズ皇太子とカミラ夫人。




キャサリン妃とウィリアム王子。
このベージュのコートドレスは結婚前から愛用されているものです。


帽子を別の角度から。エレガントで素敵です。





同年のウィリアム王子の結婚式のファッションが話題になったベアトリス王女。今回は奇抜ではありません。



ユージェニー王女はシンプルです。




ハリー王子、エドワード王子と妻のソフィー妃。




アン王女の現在の夫のティモシー・ローレンス。
花嫁ザラの継父です。


花嫁ザラの義姉オータム・フィリップスとマーガレット王女の娘レディ・サラ・チャットです。




ここからはロイヤルファミリー以外のゲストです。


スケルトン選手、エイミー・ウィリアムズ



スポーツキャスターのナタリー・ピンカム。
ハリー王子と過去に交際報道があった女性です。


アイルランドの歌手、ウナ・ヒーリー。



ラグビー選手、クリス・アシュトン。



テレビ司会者のカースティー・ギャラ。


スキーレースの選手、チャーミー・アルコット(左)と夫のドギー・クロフォード。






女優のキャサリン・ケリー。







キャノンゲート教会での結婚式の後、ホリールード宮殿の隣にあるホリールード寺院でウェディングフォトを撮影しました。
ホリールード寺院は歴史上多くの結婚式や戴冠式が行われましたが、現在は廃墟となっています。


その後レセプションがホリールード宮殿で開かれました。


結婚式やレセプションの様子は公開されていませんが、結婚式の後、装花を残した教会内の様子が公開されました。




(この記事を目次のようにしてロイヤルウェディングの記事を増やそうと計画しています)



以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。