7月7日、ハリー王子とメーガン妃の第1子アーチー(Archie Harrison Mountbatten-Windsor)の洗礼式がウィンザー城内のチャペルで行われました。
洗礼式は王室の伝統を守った形で行われ、アーチーくんも従兄弟であるジョージ王子等が洗礼式で着用したレースのガウンを着用しました。
また、ハリー王子夫妻は家族やゴットペアレンツ(代父母)達とひとときを楽しむことができた事を「とても幸運だ」と感じていると報道官が発表しました。
ハリー王子夫妻の意向により洗礼式は非公開、ゴットペアレンツの名前も明かされていません。
夫妻は900万人近いフォロワーに向けて2枚の写真をInstagramに公開しました。
キャサリン妃のイメージからイギリス王室の洗礼式では母親が白い衣装を着るというイメージがあるかもしれませんが、そのような伝統はありません。
(こちらでウィリアム王子等の洗礼式も紹介しています)
エリザベス女王が出席されていないようですが、ウィリアム王子の第三子ルイ王子の洗礼式も出席されていません。
このご家族はモノクロ写真が好きですね。
この写真はウィンザー城内のローズガーデンを背景に撮影されました。
昨年10月のオセアニアツアーで着用した衣装に似ています。10月に着用したのはZimmermann(ジマーマン)のもので、Stephen Jonesのファシネーターを合わせました。
ファシネーターも似ていますが別のものだと思います。
メーガン妃はよく同じような色の似たデザインのものを新調しますよね。トゥルーピング・ザ・カラーのファシネーターを見ても思いました。
キャサリン妃はStella McCartneyのピンクのボウタイドレス、Gianvito Rossiの赤いスエードパンプス、下記画像でダイアナ妃が付けているパールのイヤリング、Jules Millineryのピルボックス帽を合わせました。
この伝統的なガウンは1841年にヴィクトリア女王が長女ヴィクトリア王女の洗礼式で着せたのが始まりでした。その後、エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子等イギリス王室のロイヤルベビー60名以上が洗礼式で着用しました。
しかし劣化が激しくなり、2004年にエリザベス女王の指示でレプリカが作られました。
ジョージ王子、アーチーくん等が着用したガウンはレプリカですが、これからさらに何十名のロイヤルベビーが着用していき、伝統あるものになっていくのでしょう。
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以上です。
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