そして、名前を呼ばれた側も、自分を「個人」として認めてくれたことに喜びを感じる傾向があります。
日本語は、主語や目的語を省略しても通じやすい特徴をもっているため「ねえ・・・」「あのさあ・・・」と、相手の名前を呼ばずにコミニュケ―ションをとり始めてしまうことがあります。
相手の名前を呼ぶという行為は、親しみを表し、愛情を確認し合うことが出来る、非常に重要なコミニュケ―ションです。
子供が出来ると、パパ、ママになったり、「おい」「おまえ」「ちょっと」という呼び方になってくると関係性がぎくしゃくしてくると言われています。
アメリカで行われた調査では、お互いを名前で呼び合っていなかったカップルの86%が調査後半年以内に分かれたという結果も出ているほどです。
この結果からも、お互いが名前を呼び合うことが、いかに関係を深めることに重要かがわかります。