アダルトチルドレンが優秀なのは、
他人軸で生きているから。
色々なことに気が付いてしまう。
以前、自助グループで出会った人が、
「面接が得意だ」
と話していた。
マニュアルがあれば猛勉強して、
優秀なマニュアル人間になれる、と。
求められる人間像を差し出せる、と。
ただ、素の自分を求められると、何も出来なくなる、と話していた。
私の場合、
以前、婚活をしていたとき、
もの凄く気を遣い、
まるで接客の仕事のようになってしまい、
アダルトチルドレンなんて感じさせない、
完璧な女性を演じてしまった。
以前、アルバイトをしていたとき、
自傷で体が傷痕だらけの女の子がいた。
服で隠せる場所に、✕の形の傷痕が数えられない位あって、
いつも淀んだ目をしていた。
彼女の恋人は、同じバイト先にいて、カメラマンの卵だった。
恋人が撮る彼女の写真は、いつも素敵だった。
素敵な表情に、素敵な仕草。
彼女は優秀な被写体だった。
映画で、アンジェリーナ・ジョリーが演じた、
スーパーモデルのジアは、
とても優秀なモデルだった。
ジアは現場現場で見せる表情が変わり、
相手によって人格が変化した。
機能不全家庭で育ち、
薬物と異性交遊に依存した。
これらは、他人軸。
相手に合わせるための優秀さ。
また以前、仕事でサポート業務をしていたとき。
上役のスケジュール管理、
会議の書類の用意、
会議室の確保、
来客時の対応やお茶出しをしていた。
誰にでも出来る、簡単なルーティンワーク。
だけど上役にはいつも褒められた。
「いつも色々な気遣い、ありがとう」
「いつもお客様への細かい配慮、ありがとう」
上役がとても素敵な人であったこともあるが。
私は、自分の他人軸が、
仕事上で役に立つことを知った。
細かい配慮、色々な気遣いが、
誰にでも出来ることではないことを知った。
短所が、長所に変わることを知った。
アダルトチルドレンである他人軸が、
長所や才能になることが、とても嬉しかった。