前回ブログの続き
議長の事務所の材料を決め、一段落した頃
オレのスマホに外壁屋の友達から連絡があった
「あのさぁ(笑)」
「なんかいいことでもあったか?」
「程々に、ってどれぐらいのこと言うんだろ(笑)」
「程々?内容にもよるよな?」
「俺ら犯人を移送するチームじゃん?」
「暴れたりしたのか?」
「あのおっさん達の性格も、口も悪くて」
「なんか言われたのか?」
「いろいろな。それで我慢できなくて手が出ちゃった人がいて(笑)手を出した直後にこれはセーフなのか?って聞くから(笑)あ、とりあえずこっちは移送完了したよ」
「お疲れ。で?誰だ?手を出したのは」
「(車屋の後輩)」
「あー💧」
「と、」
「は💧」
「(Jの会社の後輩)と(笑)」
「え💧と?って💦まだいるのか?!」
「(理事)さん(笑)」
「おい💧もう続かないよな💧」
「と、(理事の若い衆)さん(笑)」
「はぁ💧」
「と、」
「待て💧先に聞くけどお前はやってないよな?」
「うん!俺は意外と我慢強いから」
「知ってる。だから行かせた。で?あとは?」
「(便利屋の元若い衆)さん(笑)」
「ウソ!!」
「今、コーヒー出してもらって一服してるんだけど。どーする?ヤバいのか?怒られんのか?ってソワソワしてんの(笑)これってどうなんだろ」
「なんでそうなったかにもよるんじゃん?」
「まず舌打ちとため息の嵐だろ?完全に俺らをナメてる態度なワケ。車に乗る前まで態度がLだったのに急に3Lになってさ。で、俺らにアンタら(片腕)さんの飼い犬か?って言い出すんだよ」
「何!?💢」
「でも我慢したんだぞ?あのベルファイアまだ新しいしキレイにしてるから汚しちゃ悪いなと思ってさ。で、もう1台の(車屋の後輩)からメッセージが届いたんだ」
「なんて💢」
「会長は親父さんが凄いだけで大したことナイって言ってるって。確かに極悪非道なところはあるけど生ぬるいってさ」
「やっちまえ💢」
「な?お前がイラッとするんだから俺らなんてもっとじゃん?」
「そうだな!」
「そんな感じであっちもこっちも同じ状態で事務所に着いたんだけど。(理事)さんが(犯人の若い衆)って人を車から引きずり降ろしてボコボコ。セーブはしてたけど」
「当然!よっぽどのことがあったんだろ!」
「それがさぁ。(嫁)ちゃんのこと娼婦って。会長らみんな骨抜きにされたのかってさ。(嫁)ちゃんの名前はスイッチになるもんな」
「オレも今から行く!!💢」
「と、いうことだ」
「は?!」
「お前にはちゃんと話したぞ?で、どーなるの?これ、怒られるのかな。今、みんな◯か×かジェスチャーで聞いてきてるんだけど(笑)」
「◯!!!」
「なんで◯?」
「そんなもんバレなきゃいーことじゃん!」
「言ったな?お前も共犯ね?じゃあもう一服したらこっち出るから、じゃーな!(笑)」
切られた💧
もしかしてオレは共犯のレールに最初から乗せられてたのか?!
その後、嫁の顔をマトモに見れず
外装屋の友達らと合流してもソワソワ
世の中には知らなくていいこともある!と必死に言い聞かせた
夕方、議長のお見舞いへ
みんなの顔を恥から端まで見て
「何かありました?皆さんお疲れのようで」
さすが勘が良い💧
嫁と助っ人以外、全員その時点では隠し事をしてたから
「いや?💧なんだろ」
「季節のせいかな💧」
「気のせいじゃないか?」
バレバレの誤魔化し方しかできず
嫁に
「何かあったよって普通に言えばいいじゃない」
軽々暴露され
みんなの動揺は凄まじいものだった(笑)