前回ブログの続き
なんでこんなにドンピシャなタイミングなのだろうと感心した
ドアが開き
「ただ今戻りました!」
と入ってきた片腕達
あと30分で議長が手術室に行くところだった
「すみませんいろいろ。申し訳ありません」
「何を言ってるんだ。お前が謝る必要はない。とにかく今は先生方にお任せしてケガを直すことだけを考えろ」
「ありがとうございます」
議長は嫁をチラチラ見て笑いだし
片腕も見たら
「なんて顔をしてるんですか💧」
「おかえりー💧お土産は?」
「そうだ。忘れてました。これね、お土産です」
嫁は意外な顔をして
「え?本当に?これ、ちゃんとお土産だよ?」
「ちゃんとお土産って、どーゆう意味ですか?(笑)」
「だって💧(片腕)のことだから異常に硬いお煎餅とか、どこに売ってるの?ってゆうお面とか買って来そうだったんだもん」
「逆に買ってきたことありましたか?」
「ないねぇ。これ、美味しそう!カスタードだって!何味だろ」
「カスタードでしょ(笑)」
「そうだね💦」
2人が会話をしているだけで爆笑する議長に
嫁は
「笑う門には福来る。きっと良い結果が待ってるよ。辛いことがあっても必ず良いことがあったように、今以上、最悪な状況にはならないから大丈夫!」
片腕も
「休めるのは今だけだと思ってゆっくりしような。事務所のことも若い衆のことも心配しなくていいから」
会長が肩に手を置いて
「これも必要な経験かもしれないな。これからも頼みごとが山ほどある。だからちゃんと治せよ。待ってるから」
そこに足音が聞こえた
片腕はひと言
「間に合ったか」
言った
これもまたドンピシャなタイミング
駆け込んできたのは議長の側近と若い衆だった
「何にも心配いりませんから!これだけ言いたくて」
「待ってます!」
議長は驚いていたが
「心配なんかしてないよ。お前らがいるんだから」
穏やかな顔をして言った
看護士さんが来て
みんなで議長を見送った
議長の側近と若い衆は床に座り込みながら
「会長、皆さん、この度はご心配とご迷惑をおかけしました」
若い衆は
「俺が吹っ飛ばされなかったら(議長)さんを守れたかもしれないのに。こんなことになって本当に申し訳ありません」
力なく言った
Jは
「それは結果論。突っ込んできた奴が悪い。(若い衆)さんだってケガしたんだし、自分のせいなんて思っちゃダメだよ」
外装屋の友達も
「(議長)さんは必ず復活するから大丈夫。これから下を向くヒマもないかもしれないですよ?」
外壁屋の後輩も
「生きてるだけでいいって(嫁)さんと会長が言ってたそうです。俺もそう思います。支えてくれる人がたくさんいるんですから、今はみんなの手をかりましょうよ」
良い場面だったのに
庭師の後輩が
「お取り込み中、すみません。じゃがりこどうぞ」
全員に
「今じゃねーよ!(笑)」
グッときていた気持ちが
笑いに変わりました