前回ブログの続き
1度にみんなが出て行ったから
会長が寝ている部屋で一夜過ごすことにした
スマホをそばに置きオレとJは横になることもできなかったのに
会長は
「少しでも横にならないと。明日も日常が待っているんですから。(嫁)さんなんてこんなにぐっすり寝てるじゃないですか(笑)」
「この状況でよく寝れるよな💧」
「寝ていても起きていても結果は同じです。きっと(嫁)さんはそれが分かっているからいつものようにできるんです」
「大したもんだ💧オレは見習いたくてもできないよ💧」
Jと一応横になってはみたものの
「横になってると不安にならないか?💧」
「いつもなら布団に吸い込まれるのに💧その感覚がナイ💧」
落ち着かなかった
会長はすやすや寝て
「大物になるとあんなに気持ち良さそうに寝れちゃうんだな💧」
「うらやましい💧」
そんなこんなで夜中の3時過ぎ
「ん?なんの音?」
「J💦メール!!(片腕)さんだ!」
「なんだって?💦」
そこに書いてあったメッセージは
病院に運ばれた人数
今後の予定(担当)を決めていること
そして現状報告のため会長にも送った画像が添付されていた
詳しく知らないオレ達には衝撃的だった
大勢の知ってる人の姿があって
現場らしき画像
警察が来てる様子
事務所の破損部分
更に
議長がベッドに横たわる姿
「これで大丈夫って」
「大ごとじゃねーか」
想像を超えすぎてて頭の中が真っ白になった
ふと
「会長起こさなくていいのかな」
Jが
「会長?会長!?💦大変なことになってるよ💦」
パッと目を開いた会長はスマホを見て
「事務所前でやられたか。これが突っ込んで来た車かな?」
「はぁ!?車?!」
「あ、言ってませんでしたね。車が突っ込んできたそうですよ?」
「普通に言うなよ💦(議長)さん、こんなことになっちゃって💦ケガだけど大丈夫じゃねーだろ💦」
「ほら、意識はハッキリしてるって。後日精密検査になるって書いてありますね」
「書いてあるけどさ💧」
今度は嫁を起こし
「これ(議長)さん💦おい!目を開けろ💦起きろ💦」
「起きたら見る💧」
「は?!💦今、見て💦」
「、、、」
爆睡
何なのこの2人💧
こうなったら片腕に電話をしよう!ってことになり
「もしもし?(片腕)さん!?全然平気な状況じゃないじゃん💦」
「見た目より大丈夫なんですよ(笑)」
「(議長)さんは?喋れる?!本当にあれが大丈夫なケガ?!」
「喋れますよ(笑)今すぐにでも帰る!って言ってて大変でしたよ」
「は💧ハイになってんじゃないの?💧」
「まぁ興奮状態ではありますね。(オレ)さん、起きてたんですか?」
「努力したけど寝れなかった💧Jとソワソワしながら起きてたよ。会長と一緒の部屋に布団敷いてるんだけどさ💧(嫁)も会長もぐっすり💧何なのこの2人💧」
「そうでしたか。こんなことがあるとこれより後の方がいろいろ大変なのを分かっているでしょうから。休める時に休むことが染み付いてるんでしょうね」
「会長も画像見てすぐ寝た💧車が突っ込んできたこと聞いた💧」
「聞きましたか。盗難車でしょうね。ナンバー付いてません。事務所と車に(議長)らは挟まれた状態で。明らかに狙って突っ込んでますね」
「挟まれた?!💦」
「はい。挟まれたときに事務所の中まで見えてて事務所が壊されたことを知って怒ってました(笑)」
「いやいや💦何言ってんの💦」
「帰る!って利かないんで(片腕の運転手)達が見張ってます(笑)先ほど(毛皮のオジサン)が来てくれたんでいくら(議長)でも脱走はしないと思いますよ(笑)」
「(便利屋の元若い衆)さん達は?来てるの?」
「バイクで急行してくれたんで到着する頃には不審な人物がいないかまでリサーチ済みでした」
「(嫁)が言ってた。(便利屋の元若い衆)さん達が行ってるはずだから大丈夫だって」
「予想通りですと伝えて下さい(笑)今は寝ていますよね?」
「爆睡💧こんな時は神経図太くなるんだな💧」
「神経が細くなったり太くなったり自由自在ですね(笑)良かった」
この状況で寝ぼけるほど熟睡できる嫁と会長
尊敬しました💧