前回ブログの続き
直接、家主であるナンバー2とは話すことが難しそうだから電話をかけ直すことにした
会長達に
「(ナンバー2)さんのところ、しつこく金を借りに来てる人と揉めてた」
会長は
「またアイツか💧」
助っ人は
「最悪💧」
片腕は
「何も無きゃいいですね」
なので聞いた
「(片腕)さんのところにだけは金を借りに来ないらしいね。なんで?」
助っ人が
「本当にヤバイと思ってるらしいです(笑)」
会長が
「(片腕)を怒らせるってゆうことはこの世からいなくなるのに等しいと思ってるそうですよ?(笑)」
当の本人は
「いつか来ると思って待ってるんですけどね。来ないんですよ」
キョトンとしてた
嫁がリビングに来たからナンバー2のところで現在起きてることを話した
「何その人💧うっとうしい💧」
「(理事)さんが追い出したら警察に通報されたらしいよ」
「やっぱりどの時代にも飛び抜けて頭がおかしい人っているのね💧でもそーゆう人に限って上手く切り抜けられちゃうの。世の中おかしいのよ」
「(ナンバー2)さん、大丈夫かな。かなり怒鳴ってたから」
「んーーー。靴のオジサン(ナンバー2)ね。あれだけ奇想天外だと何とかして解決するわよ」
「心配じゃない?スゲー怒ってたぞ?」
「手は出してない。ってゆうことは大丈夫だと思う」
「そんなもん?」
「じゃあ毛皮のオジサンに電話してみる。きっとスマホ持ってると思うから。パパ?オジサン(会長)達も心配してないよ?」
「そうなんだよ💧オレだけだ💧」
「心配しない理由は結果が出たら分かる」
「でも(毛皮のオジサン)さんには電話して?💧心配だから💦」
未来なんて分からない
世の中は想定外のことが起きる
そんなことばっかり経験してきたからかいくら心配しないでって言われても心配なオレでした
だが
「もしもし?大丈夫?おかしな人が来てるんでしょ?え!?ウソでしょ!?アハハハッ(笑)よく考えついたわね(笑)偉い!偉すぎる(笑)じゃあお取り込み中なのね(笑)また後でね!」
大爆笑の嫁
オレは会長達が心配してない理由をすぐ知ることになるが
それはやられたままでは終わらないナンバー2らしい発想でした
「なんだって?何がそんなに面白いんだ!?」
「靴のオジサン(笑)警察に通報したんだって(笑)」
「はぁ!?(ナンバー2)さんが?!それとも相手!?」
「靴のオジサンが(笑)脅迫と詐欺にあいそうだからすぐ来てくれ!って電話したそうよ(笑)今、刑事さんとお巡りさんでいっぱいだって。やるわよね(笑)さすがだわ(笑)目には目を作戦(笑)毛皮のオジサンも笑ってた(笑)被害者なんです~って」
「スゲー💧さすが奇想天外の男だな💧」
「(理事)さんが通報されたことを思いだしたんじゃない?策を練る時間稼ぎに怒鳴っていたのね」
「だから手を出してないから大丈夫って言ったのか」
「靴のオジサンが本当に怒ってたら言葉より先に手が出る。相当苦痛だったと思うけど、何かすれば事件になるでしょ?そうなる訳にはいかないことをちゃんと分かってるのよ。毛皮のオジサンが帰ってきたから尚更。もう離れるのは二度と御免だって言ってたから」
「凄い絆だな」
「そう。凄いのよ、あの二人の絆は」
20年、触れることのできない塀の向こう
毛皮のオジサンが戻る場所を守ってきたナンバー2と、言葉は少ないけど親友を誰よりも大切に思ってきた毛皮のオジサン
まさか被害者として解決させるとは思ってなかったけど
もう二度と離れない
その決意に鳥肌が立った