昨夜のプリン帝国
今朝起きた嫁はオレに
「あのさぁ、ここ(寝室)にあるあの冷蔵庫って水そか入ってないじゃない?」
嫌な予感がして
「だからってあの中にプリン帝国は作らないからな💧王様プリンはいくらでも買ってやるけどプリン専用にしちゃダメ💧」
「なんで分かったの?!」
やはり寝ぼけていたのか起こされたことを覚えておらず
「何年、夫婦やってんだよ💧」
「凄いねぇパパ」
なぜか褒められるオレ
Jが
「冷蔵庫にもプリン。冷凍庫にもプリン。食ってから買え(笑)」
「向きを揃えて並べておくと気持ちが上がるでしょ?」
「(嫁)だけだよ(笑)」
「Jもさ、時計がケースの中にキレイに並んでると気持ちが満たされるでしょ?」
「うん!!」
「それと同じ」
「気分良いよな!」
すぐ乗せられるJ
そしてオレに
「パパも好きな車とバイクの角度にうるさいじゃない?」
「そうだね💧」
「眺めながら幸せだなぁって思ってるでしょ?」
「うん💧まぁな💧」
向きの話しかと思ったら
「Jの時計は何百万もする。パパの車はもっと。プリンは200円」
金額を攻めてきた
「物はなくならない💧価値が上がる💧プリンは食ったらなくなるし、食わなきゃ腐る💧」
「知ってる?離婚理由の上位に価値観の不一致ってゆーのがあるの」
まさかの離婚の文字を出してきた💦
「価値観は不一致じゃないだろ💦ちゃんとプリン好きを尊重してるし💦」
「プリンはダメで車に湯水のごとくお金を使うことはOKなの?どうせ生活に支障来してないとか言うのよね。でも、プリンは私が買うんだから迷惑はかけてない。それに車よりバイクより場所を取らないし、静かだし」
これはもうプリン帝国を作る道しかないと知るオレ
「分かった💧じゃあそこの冷蔵庫の半分な💧水は入れといて💧」
これで収まると思ったのに
「でもここだと私、寝るだけよね?」
「そうだな💧」
「小さな冷蔵庫買お!私のテントの横に置く!」
「買うの?!」
「だって車より安いでしょ?(笑)」
説得とか納得させるんじゃなく
うんともすんとも言えない状態にもってくるのが上手い嫁
何にも言い返せなくなって首を縦に振るしかなくなるんです
リビングに降りて
「私、プリン用の冷蔵庫買うの!」
みんな大爆笑してました
リビングにある嫁専用の1人テントをずらして
「ここに置く!」
「お好きにどうぞ(笑)プリン帝国建国ですね(笑)」
更に笑われたのが
「なんでプリン帝国って知ってるの?オジサン(会長)エスパー?!」
「エスパーかもしれませんね(笑)何でも(嫁)さんのことは分かってますよ(笑)」
「やっぱり凄いねオジサンは」
そんな訳なくない?
なんでみんな知ってるの?って思わないもんなの?
それよりも帝国建国しか考えてないのか💧
ルンルンしてる嫁を今朝も複雑な気持ちで見てるオレでした(笑)