会長とナンバー2が揃うと始まること。
「いやいや、俺が出すんです!」
「何言ってんだ!俺が出すんだよ!」
どっちが食事代を払うか。
今日の夜は片腕の元若い衆で料理人になった人の店に食べに行こうかって話しになった。
片腕が。
「また始まった。先に自分が払っておきますよ、うるさいから(笑)」
なんて嫁にコソッと言ったら。
「そんなことすると余計ややこしくなるでしょ💧今決めても払う時にまた勝手に払っちゃったりするんだから💧」
「じゃあ同じじゃないですか。」
「払う星人2人が3人になったらトライアングルになって余計面倒でしょ💦なんであんなに譲らないの?!毎回、この時間無駄じゃない!?」
「慣習です(笑)下の者には払うってゆう会長の慣習と、上の者に出させる訳にはいかないってゆう(ナンバー2)のプライド(笑)」
「くだらない💧みんな同じ大人なのに。」
「あと金を使いたい病ですからどちらも重症ですし。気分の問題ですよ(笑)また折半でって(嫁)さんが決めちゃえば良いじゃないですか。」
「それを裏切るのもあの2人でしょ💧」
「そうですね(笑)」
今度は会長の側近に。
「代行さん。」
「はい(笑)」
「何とかまとめて?」
「管轄外です(笑) (嫁)さん、昔のことを思い出して下さい?うちの先代と(ナンバー2)さんのところの先代を。」
「うわ💦」
「そこによく(助っ人)さんの親父さんも参戦してましたよね。でも結局はサラッと(嫁の元カレ)さんが払ったりして(笑)」
「そー言えばあったよね💧代々これが恒例なのか。遺伝みたいなもので💧」
「風物詩?(笑)これはもうしょうがないです。何か余程の理由がないと譲れないんですよね。」
「何か理由考えようとは思わない?」
「それを思い付くまでに明日になっちゃうかも(笑)」
未だ。
「会長も頑固ですね。1線から退く準備してるんですから、金の使い方も考えないとね?」
「考えてのことだ。(ナンバー2)こそまだまだ金がかかるだろ?俺よりも若いんだから。」
「うちは大丈夫です。それに年齢は関係ないし。」
「俺はここに泊まらせてもらってるし。お礼がしたいんだよ。」
「俺も泊まってます!」
「お前はまだお礼する期間があるだろ!?」
「今日がいいんです。」
「俺は今日しかないんだよ。」
「じゃあ次回にすれば?」
「今!今日がいいんだよ💦」
兄貴とJは。
「これ、俺が払ったらどーなっちゃうんだろ(笑)」
「今後を左右するほど面倒なことになるから絶対余計なことするなよ(笑)」
呑気。
片腕が口を出そうとするたび、嫁の舌打ちが激しさを増してます(笑)
さて。
いつまで続くのやら。