緊急出動。 | らむねの平和な三角関係ブログ

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手立てのない近所のM親子。こんな親が世の中にいるのか!ってほどのことが起きてる全記録&俺達夫婦と同居人でもあり俺の親友でもあるJとの平和な三角関係や仲間とのことなど。日常の全てが詰まったブログ。ちなみにコメントを頂いても対応しません(笑)悪気はありません(笑)

昨日の夜。


珍しい人から電話。

兄貴の若い衆からだった。

「どーしたの?!まさか兄貴に!?(兄貴の側近)さんとか!?」

「どっちも違います!(先輩)さんです!」


「どーした!!」

「店の前で倒れてて救急車で!俺付き添ってて◯◯病院に運ばれましたから!」


情報屋の先輩。

私生活も想像つかないような独特な存在。

でも良い人。

何度も助けてもらってきた。


その人が倒れてた。

血の気がひいた。


緊急出動。

Jと病院に向かった。

「連絡ありがとう!どんな様子?」

「意識朦朧でかなり痛がってて💦駐車場に車停めて降りたら、大丈夫ですか!!って聞こえてきて。俺のこと分かりますかって声かけたんですけど、震えてて声も出てなくて。救急隊の人も大声で名前呼んでたんですけど。」


「反応ナシってこと?」

「はい💧」


「相当な痛みってことか。悪い病気じゃなきゃいいけど。」

しばらくして。

看護師さんが来て。

「(先輩)さんの?ご家族の方?」


ご家族。

実家の場所しか分からない。

「家族ではないけど。何十年も付き合いあります。」

「ご家族と連絡取れませんか?」


「実家の場所は分かるけど、親は見たことない。」

更に後ろから看護師さんが来て。

「(オレのフルネーム)さんって方、いますか?」


「オレです。」

「ご本人が頼んでほしいって。じゃあこちらに!手術になりますから記入をお願いします!」


「手術!?どこを?!」

「お腹です!ここにお名前と、チェックをお願いします!」


急いで書きながら思った。

手術ができるってことは助かるってことだと誰かの言葉を。

大丈夫、大丈夫、言い聞かせ言われた通りに書いた。


手術が何時間かかるのか分からなかったけど。

オレの名前を言ってくれたから、何十時間でも待ってやると思った。


嫁から電話があり。

「なんか分かんないけど手術になった。オレの名前を言って頼んでくれって言ったんだって。痛がってて意識朦朧としてたらしい。Jと手術が終わるまで待ってるから。」

「パパ。深呼吸ね。気持ちをしっかり持って待っててあげて。きっと信頼できるからパパの名前を出したんだよ。」


助かると思いながらも。

「大丈夫かな。」

「信じるしかないだろ。」

Jと不安ながら待った。


兄貴からも電話があり。

「どーなった?(先輩)君、何だった?」

「手術してんの。」


「手術!?そんなに悪いのか?取らなきゃいけないような。」

「何にも分かんない。同意書書いてそのまま。」


「必要なものとか、やることあれば若い衆使え!こんなときに行ってやれなくてごめんな!」

「ありがと。」


兄貴はインフルエンザ。

奥さんにもうつってひどく怒られたそうだ。


1週間経ったけどまだ鼻声だった。


兄貴の若い衆が温かい缶コーヒー買ってきてくれて。

「俺らも(先輩)さんには世話になりましたから、一緒に待たせて下さい。」

涙が出そうだった。