前回ブログの続き。
我慢は嫌い。
だからもう我慢はしない。
そーゆうことだと理解した矢先。
「だいたいさ!なんでこんなバカみたいなことするの?!人の家、壊してそれで何になると思う?!男だったら正々堂々と身1つで来なさいよって思わない!?ここまでして逃げるって本当に腹が立つ!!!」
片腕の元若い衆が。
「切り替え早くないですか?(笑)さっきのと今を足して2で割ったぐらいがちょうど良いんですけど。」
「2でなんか割らないよ?このストレスは100倍にして返してやる!もう電話番号分かってるんなら、直接電話して断り入れちゃえば良いんじゃない?!トカゲのボスに!!」
「なんて?(笑)」
「メッセージのやり取り読み上げて。釜かけて黒幕の名前出して。もう全部バレてるってこと言って、指名手配されるか、マンションでカタつけるか決断させるの!」
「もう賭けに出ますか?」
「だよね💧早すぎるよね💧地道に画像チェックしようか💧(黒幕)って人なら私、覚えてるし。あの顔💧忘れないけど、」
「けど?」
「(片腕)がキレて戦車になったのも忘れられない。」
「戦車(笑)そこまで怒りましたか。」
「(元若い衆)はまだ療養中だったもんね。ここの地下で大暴れしてね。パパ達で止めて、その後動けなくなっちゃったの(笑)筋肉が全滅した!って言って(笑)」
「何人で止まりました?」
「15人?20人ぐらい。」
「大したもんじゃないですか(笑)戦車を止めたなら。」
「そうね(笑)人生100年時代!(片腕)はまだまだ元気!良かったね!」
黙って聞いてた片腕が。
「お陰様でまだまだ元気なので言わせてもらいますけど。」
「絶対説教だ!私、(セキュリティ屋の友達)君のところ行ってくるからバイバイ!!」
ダッシュで逃げた。
再びみんなを明るく照らす嫁。
先手必勝!と会長達も画像チェックを再開した。
オレ達もできることは!と。
メッセージのやり取りを読んだ。
顔は分からなくても、文面なら何か役に立てるかもしれないと思ったから。
あっという間に数十分が経っていた。
「あれ?あれ?あれ?!」
「どーした(助っ人の若い衆)。」
「コイツ地下に(黒幕)と一緒にいた奴じゃないですか?!」
「あぁぁぁ!!!アイツだ!!」
ゾクッとした。
繋がったから。
嫁がダッシュでオレ達の前を走り抜けて行った。
「どこ行くんですかっ💦」
「あ。間違えた。(理事)さん達、トカゲのシッポと会ってるよね!?」
「はい。」
「近い?」
「近いです!」
「シッポ、連れて来るか、私を連れてって!」
会長は。
「理由です!それ次第ですよ!」
「もう吐かせちゃおうよ。(セキュリティ屋の友達)君が調べて、やっぱり(黒幕)と接点あったし。」
「こっちも(黒幕)の若い衆との画像、見つけましたよ!」
「もうGOサインでしょ、これ。」
「(理事)に連絡入れて連れて来させろ!」
何だこの急展開は、とは思わなかった。
嫁がいつも言うんだ。
1人の考えはせいぜい1つか2つだけど。
5人集まれば5倍の考えが浮かぶ。
だから1人で抱えるのは解決を遅らせるんだって。
まさにそれが形になって出せた結果なんだと納得した。