前回ブログの続き。
片腕の側近は優しい。
なかなか片腕に近付けないオレ達に。
片腕の若い衆を使ってくれた。
「(片腕)さん、少しお時間宜しいですか？」
「ん？なんだ？」
「話しをしたい方々がいても、近寄りがたいお顔をなさってるから(笑)」
「そうか、そうか。悪かったな。」
と、片腕がチラッとオレ達に目をやった。
そして。
「何かありましたか？」
「うん💧」
「すみません(笑)つい感情が出てしまって。」
来てくれた。
みんな聞けよ？とばかりにオレのケツを叩く。
こんな時ばっかりがオレの役目。
「あのー。工事のことでさ💧」
「はい。皆さん、宜しくお願いします。」
「いくらぐらい？予算ってある？💧」
「そんなに聞きづらい案件ですか？」
「ん？」
「(オレ)さんの口から似合わない言い方が聞こえてきたんで(笑)」
「そうかな💧ってゆうか、工事の費用は誰が出すことになってんのかなーと思って💧」
「費用のことは気にしなくて良いです。」
どーすんだ！！側近！！！
全然スムーズに進まないじゃんかっ！と２回ぐらい側近をチラチラ見ていたら。
「気にしなくて良いというのは、責任取らせるメドが付いたって意味で。」
「え？」
「はじめから自分らが出すつもりでいたんです。まぁ(助っ人)は許さないでしょうけどね。でも１人、ここをこんな風にした奴に責任取らせろ！探せ！と訴える方がいて(笑)逆らえそうにないんで、どこの誰か分かり次第調べることにしたんです。」
「ちなみにその方って💧」
「(オレ)さんの奥様(笑)」
「でた💧ここか(嫁)が出てくんのは💦」
「やはり知りませんでしたよね？(笑)」
「その通り💦だからずーーーっと観察してたんだよ！？でもさ、案の定、何にも分かんなくて💦なんで毎回そうなんだろ💦」
「確証持てるまで言わないんです。昔から言える結果になるまでだんまり。いつから何をしていたかなんて誰も分かりません。」
「ウチでもシラッとした顔してた💧」
「事件の次の日です。当日と言った方が正確かもしれませんけど。」
「当日ってことは、明け方ウチを出たじゃん？その日が明ける前ってこと？！」
「はい(笑)。(片腕の側近)にメッセージが届きました。脅しのような(笑)。(嫁)さんの提案に、自分が首を縦に振るまで説得しろと(笑)」
「無茶苦茶だ💧」
「全貌が見えてなかったんですぐには返事できなかったんですけど。あの２人が捕まってから誰がバックにいるかは分かりましたし。(助っ人の側近)によくよく聞いてみたら、どうやら金に代えられそうな物はあるようで。そこから本格的に調べたら、建物の回復費用は出ますね。」
「(嫁)に言った？満足した？」
「それが(笑)くまなく調べたのか？って(笑)何事も痛い想いをしたらごめんなさい料ってものがあるだろうと。追加の要求があって(笑)」
「申し訳ない💧」
「いえいえ(笑)この際、根こそぎ調べ上げるかって方向に動いてますから。でも更に他の誰かがいるとなると、長引きそうで心配ですね。(助っ人)は１日も早くここに戻ってこようとしてますから。」
で。
嫁に。
「(嫁)さん。」
「なーに？」
「費用の件、お話ししておきましたから。」
嫁ね？
マスク取って。
これでもか！ってほどホッペ膨らませてるのを見せたんだよ💦
「なんであのリアクションなんだよ💦」
「怖っ💦」
「(嫁)さん、怒ってんの？何なの？！」
片腕が笑いながら。
「黙ってたことバレだから、私には何も言うなってことでしょうね(笑)あぁやって威嚇するのも昔から変わってませんよ。今回は被害にあったのが(助っ人)だったから、より一層ね。本心は煮えくり返ってることでしょう。よくジッとしてますよ(笑)」
脅しに威嚇に。
嫁は加減ってものがない。
何しろ不気味な空気を放ってました💦