昨日のブログの続き。
仲間達はゆっくりしてはいられないので。
寸法を測ったり、建物の配管図を広げて工事の最終確認をしてた。
そこに。
「お疲れ様です!交代して来ました!」
「(便利屋の元若い衆)さん!!夜は外、寒いでしょ?大丈夫?」
「大丈夫です(笑)いろいろグッズがあるので寒さはまだ苦じゃないです。」
「ってゆーか、どこにいたの?」
「キョロキョロしてましたね(庭師の後輩)さん(笑)」
「探してたんですけど💧くまなく💧全然分からなかった💦」
「意外と近くにいました(笑)」
「え💧やっぱり忍者?💧」
「いいですね忍者(笑)」
トラブルがあるとどこからか分からないように警備をしてる元若い衆達。
先に危険を察知して処理をする。
守りたい人を中心にして半径200メートルぐらいにはいるって聞いてるけど。
毎回、目を皿のようにして探すのに見つけられたためしがない。
嫁がいつも通りと言える会話をしたのは元若い衆だった。
「(嫁)さん!」
「特殊任務、ご苦労様です!」
敬礼をすると。
「ありがとうございます!(笑)」
敬礼で返す。
「しかしアレよね。半端にやってくれたわねって感じね。裏のガスボンベなんかに何かされなくて良かった。」
「あー。ガスボンベね。そこまで頭が賢い奴らじゃなかったってことですよ。」
「手間隙かかってるわよ?石集めにトラックを窃盗して。覆面だって買ったんでしょ?」
「頭悪いから体使うしか考えつかないんです(笑)」
「そーゆうことか!」
「ガスボンベとか電気の線からとか、そーゆうのできない人達ってこと(笑)まぁそこまで考えたとしてもビビってできないんでしょうね。」
「じゃあ何?嫌がらせ?」
「度を越した嫌がらせ。でも無駄だったことを思い知らせてやりますよ。」
「犯人見た?」
「チラッと。別のところで隔離してます。」
「どんな人?」
「中年よりちょっと若いかなぁぐらいの。見るからに頼まれたんだなーって感じしましたよ。ホンボシじゃないんで、まだまだ気は抜けませんけど。」
「ふーん。」
「(嫁)さん?」
「なーに?」
「おにぎり持って来てくれたりしてます?」
「そうだ!忘れてた!!」
疑いの目を向けると普通。
これでいつも思い過ごし?って油断するオレ達。
Jもしっかり監視してたんだけど。
首をかしげたまま動かず。
便利屋の元若い衆はグルじゃないのか?とでも言いたそうな顔してました。
セキュリティ屋の友達はオレを見て、Jを見て、オレを見て。
分かる訳ないぞ?って顔をしながら笑ってました。
危険なことはないとは思うけど。
知りたいじゃん?
何かが動いてるなら。
不確かなことを必死に知ろうとするオレ達。
油断するべからず。
違う意味で神経ピリピリしてました。