前回ブログの続き。
会長の若い衆が。
「皆さん!まもなく花火が始まります!参道よりこちらに移動をお願いします!」
駐車スペースがあって。
そこは開けた場所だった。
次男は大喜び。
「ねー!花火!!花火だって!」
大興奮。
すると。
ドーーーン!!!
「うわ!!!デカっ!!!」
「すっげーーー!!!」
みんなスマホを空に向けた。
次々上がる花火に圧倒され。
それがだんだん感動に変わる。
「こんなことしてくれて。もうお礼のしようがない。」
「私の人生にこんな贅沢な思い出作ってもらえた。」
「やることが豪快すぎて真似できねーよ。マジで涙出てきた。」
「コロナなの忘れるな。」
会長はとても嬉しそうに電話に出た。
「見えてるよ!今年も立派なのありがとう!!そうか、そうか!じゃあ10分後だな?それは言わなきゃいけないんだ!」
何を言わなきゃいけないの?
その10分後。
パタッと止まった花火。
会長が。
「(嫁)さん!少し早いんですけど、これからお誕生日の花火が打ち上がりますから!」
「誕生日?私の?」
「今年もお祝いできて良かった。この場所で。親父もきっとその辺から見ててくれてると思います。あと2分後!見ていて下さい!」
嫁の目には涙。
片腕の運転手に。
「泣いたら見えねーぞ!もったいないだろ!しっかり見て、ありがとう言ってから泣け(笑)」
1発目から。
「きた!」
「おーーー!ハートだよ(笑)」
「連発ハート(笑)」
「スゲーな!愛でしかないだろ(笑)」
「どんだけハート打ち上げてんの(笑)」
まだ上がるってほどのハート(笑)
感動してたのに笑えてきた。
そしてニコニコマーク。
「わ!やっぱり(嫁)ちゃんにはスマイルなんだね!」
その後、これでもかっ!ってほどの色とりどりの花火を絶え間なく連発して。
一瞬静かになってから。
ドンッ!!!
心臓に衝撃来た!?ってほど。
「何か打ち上がった!!」
「まだ上がる!」
「何💦何💦」
ドーーーン!!!
「デカっ!!!!!」
とてつもなくデカかった!
「(嫁)さん!お誕生日おめでとうございます!!」
みんなから拍手が起き。
我慢してた嫁。
「オジサン!!!ありがとう!!!私、生きてて良かった!」
「生きてて下さい。これからたくさん良いことがあるはずですから。」
みんなで集合写真。
会長の親父さんの遺影と共に神社で。
出店の片付けも手伝い。
9時半には帰宅した。
花火師のオジサンが来てくれて。
「(花火師)さん!!!見た!凄い花火だった!感動して泣いちゃったよ(笑)ありがとう!!」
「あー、その言葉が聞けただけで十分だなぁ(笑)」
「ハート多かったけど(笑)」
「あれは(会長)さんからのリクエスト。もっと増やせもっと増やせであの数(笑)」
「熱烈だね(笑)」
「親分のやることは親父さんソックリだよ(笑)」
嫁が。
「(花火師)さーーーーん!!ありがとう!!!」
走ってきた。
「おー(嫁)さん!お誕生日おめでとうございます(笑)どうでした?花火は。」
「最っ高だった!!ハートいっぱい!最後のって花火大会の最後のより凄かった!」
「あれは特注(笑)。(会長)さんが画像を探してこれがいいんだ!って言うもんだから(笑)こんなの上げるの?!っておじさんも驚いた(笑)でもね、あの花火にはちゃんと構成があったんだよ?聞いた?」
「聞いてない!」
「まずはお祝いの大きな花火から始まって。たくさんハートがあったでしょ?あれは、(嫁)さんはたくさんの人に愛されているってこと。だからたくさんのハートだったんだ。」
「オジサン(会長)の愛情だけじゃなかったのね(笑)」
「そうだよ?今いるたくさんの人からたくさんの愛情をもらっている。そして次は覚えてるかい?」
「ニコちゃんマーク!」
「そう。たくさんの愛情をもらっているから、いつでも笑顔を絶やさずにいられるでしょ?次のカラフルな花火。」
「あれも凄い迫力だったし、キレイな色だった。」
「これからの未来。色とりどりの楽しい人生を意味しているんだ。」
「へーーー。最後のは?」
「最大級のお祝い。大きな大きな花火で締めくくりたいからあの大きさを選んだんだ。」
「ストーリーになってたんだね。」
「ここまでの花火をプレゼントに選ぶ人はなかなかいないけど(笑)今年の誕生日はたった1日しかない大切な日だからってね。だからおじさんも、よし!それなら!って作ったんだ(笑)」
「みんな動画に撮ったの。こんな特別な花火、一生見られないもん。」
「良かった!」
片腕の運転手が。
「会長の愛のストーリーか!なかなかロマンチックなこと考えてるんだな!会長は!」
何とお礼を言ったら良いのか。
言葉がみつかりませんでした。
嫁の生まれた日をここまで大切に思ってくれて。
祝ってくれて。
特別な日にしてくれて。
ありがとう以上の言葉を探したけど、見つかりまけんでした。