次男が寝ちゃったなら何とかなる。
だが。
「あ。(嫁)ちゃん寝てる。」
分かるけどね?
良い雰囲気だったし、旨い料理に酒があって。
でも寝ちゃう!?
Jが
「起こすと訳分かんねーこと言うんだよな(笑)」
「そもそも眠気に勝てないし(笑)」
「誰だ?泊まりじゃないって言ったの。」
「(片腕)さんは忙しいんだからね!?とか言ってたクセに。言った本人が寝るのかよ(笑)」
片腕は。
「大丈夫なら、みなさんで泊まっていって下さい。この家のことは自分と同じぐらい詳しいでしょうから。」
「オレ達いたら休めないだろ。体調崩されたら困る。それに文句言われんのオレ達だし。文句言う奴は寝てるけど。」
片腕が嫁に
「(嫁)さん!起きて下さい!大事な話しがあるんですよ!」
「嫌い💧大事な話し💧」
「少しだけでも起きなさいって(笑)」
「んー💧」
「(嫁)さん?」
「ヤダ💦」
「ここに泊まるんですか?」
「寝たい💧」
話しにならず。
結局、みんなで泊まり。
今朝。
「あーーー💦寝ちゃったーーー💦」
残念ながら嫁は昨日の夜のことは一切覚えておらず。
ションボリしておりましたが。
昨日渡しそびれたクリスマスプレゼントを渡すと。
「コレ!懐かしい!!昔みんなが作ってくれたの!ありがとう!」
途端に元気を取り戻す。
パシリ券。
嫁は大喜びでした。
1人5枚。
Jだけ10枚。
そのJが
「有効期限は1年間な?この券を渡されたら手伝いとか、何でもやるからお前はそれを絶対受け入れること。いいな?」
「うん!あのさ、逆はナイの?」
「逆!?」
「私が券を使うの。お願いしたいことがあるとき。」
「お前が誰かに何か頼むことあるのか?!」
「ある!今!」
「今?何?」
「Jの券、1枚使っていい?」
「おー!記念すべき1枚目じゃん!使え!」
「あのね?(片腕)の家に泊まっちゃったから。私の代わりに(片腕)に謝って?」
「マジかよ(笑)この券、悪用するなっ!(笑)まぁしょーがねーか!昨日はお言葉に甘えすぎてウチの(嫁)が寝ぼけて起きなかったから、泊まることになって申し訳ありませんでした!(笑)」
片腕も
「はい(笑)ちゃんと謝罪を受け取りました(笑)」
「何コレ、面白い(笑)」
「Jさん、(嫁)さんの尻拭いさせられましたね(笑)」
「あ!!本当だ!オレあと9枚もある!みんなと同じ5枚にすれば良かった(笑)これから何を命令されるか分かんねーな(笑)」
嫁がこの1年。
この券を悪用して無理な要求をしませんように。
こんなことなら拒否する券も作れば良かったな!ってみんなで笑った。
とにかくプレゼントに喜んでくれたので。
ホッとしました。