本気の正座 | らむねの平和な三角関係ブログ

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手立てのない近所のM親子。こんな親が世の中にいるのか!ってほどのことが起きてる全記録&俺達夫婦と同居人でもあり俺の親友でもあるJとの平和な三角関係や仲間とのことなど。日常の全てが詰まったブログ。ちなみにコメントを頂いても対応しません(笑)悪気はありません(笑)

昼メシ食い終わった頃に花屋の友達が来た。

リビングに入りJのそばの床に正座。
「コレ、俺なりに書いてきた!いくら友達でも、俺の母ちゃんに同情してくれても、Jが金持ってるの分かっててアテにしたわけじゃないから。」
借用書と単車のキー。
花屋なりの誠意。

Jはそれを見て
「コレ書いてるときどんな気持ちだった?」
「Jにごめんって思った。」

「オレのこと思ったのか?」
「うん。こんな友達嫌だろーなって。Jの優しいところに漬け込んでるって思ったらどーしよーと思った。ちゃんと返すからソレで良いじゃんなんて思えなかった。だから他で借りるときと同じように借用書は書こうと思った。」

花屋の借用書。
返済が滞っただけでも単車をJに渡すと書いてあった。
金利も付けてくれとも書いてあった。

「オレの記念日ってゆー記念日は、みんな(花屋)が仕切ってくれてきたんじゃん。でもな、オレは悪いなって思ったことは1度もナイぞ。いつもいつもありがとうって思ってきた。お前は確かにバカなことをしたけど、情けなくてもオレ達のことを頼って正直に話してくれたんだから、それに応えたいと思っただけだ。」
「ありがとう。こんなことで助けてもらうのはこれで最後にするから。」

「どーかな(笑)お前はこのままでもいーんじゃん?キャラ的に。」
「自分がヤなんだもん💧もっとマシにならないと。」

「早く車検頼む連絡しろ。母ちゃん安心させてやれ。」
「もー昨日連絡した。」

「そっか。じゃ借用書だけ預かっておく。単車は好きなときに乗れ。返せない時は没収な。」
「いーよ!持ってて?」

「温かくなったらさ、お前と単車乗りたいじゃん?オレらが乗りたい時に都合合わせられんのお前ぐらいだろ。だからいつでも乗れるように持って帰れ。」
キーと金を渡した。

Jが単車を担保にって言ったのは、形だけだった。
その優しさに花屋もウルウルしてた。

だが。
「そんなとこにいつまでも座ってんじゃねーよ(笑)」
ソファーに座るように言ったら。
「動けない💧足が痺れすぎて感覚ナイ💧」

Jは面白がって花屋を倒し。
足をモミモミ(笑)

「やめて💦アハハハッ!ビリビリしてきたーーー!」
ずーっと楽しそうに花屋をいじくり回してた。

花屋には友達だからなんて甘えは一切なかった。
本気で感謝してるだろうし、悪いとも思ってることが伝わった。

その誠意を伝えたくて正座して、借用書まで書いてきた。

Jにはその気持ちだけで十分だったんだと思う。
 
花屋の母ちゃんも、少しは許してくれるかな。
花屋が息子なだけで、相当な苦労してきたから。

良かった、良かった。