リビングの前を通過して真っ直ぐ自分の部屋へ。
やっぱり多くおろしたな?
分かりやすかった。
リビング入った時に嫁が目を覚まし。
「温かくて寝ちゃった💧そうだ!J銀行行ってこないと!」
「行ってきた。」
「良かった。」
そこまでは良かったが。
「昼過ぎに(花屋の友達)来るって。」
コーヒー飲んで気を抜いてた。
Jは余裕だったのに。
この嫁の言葉で固まった。
「J、通帳出しておいてね、しまうから。ついでに私、今頭の中に浮かんだことがあるんだけどね、ATMでわざわざお金おろしたりしてないよね?」
どーゆうことかと一瞬分からなかった。
いつもいつもバレるのは。
窓口に行かなきゃ引き出せない金額だから記帳される。
嫁はJが通帳からいくら引き出すかを把握してるから予定より多いとバレる。
だが。
ATMは引き出し限度額までならカードでOK。
通帳必要ナイからバレない。
でもさ。
そこ見抜く!?
「J?わざわざそんなことしてないわよね?」
「ん?💧うーん💧」
「してない?」
「してないかもしれない💧」
「何ソレ💧じゃあ誓える?」
「誓う!?そこまで大袈裟なことになんの!?」
「ATM使ってないこと誓えますか?」
「誓えませんっ💦ごめんなさい!!」
「何に使おうと思ったの?」
「なんかさー💧いざというときにパッと出せるよーに持ってたいなーと思ったんだよ。お前は金庫に金入れとくじゃん?銀行いちいち行かなくても出せるじゃん?オレもそーしたいなーと思って💧」
「大事に使いなさい。理由があればいいから。」
怒られなかった。
「なー💧なんで思いついたの?オレ怪しかった?」
「顔。」
「顔!?オレの?ニヤニヤしてたか?」
「満たされた顔してたから。お金に余裕作ってきたんだなーってピンときたのよ(笑)」
「怖っ💧千里眼ってヤツか💧」
鬼の居ぬ間になんて思うから本当にバレた。
さすがのオレも鳥肌立ったけどね。
Jの顔見てピンとくるか?
嫁は寝てたんだぞ!?
悪いことはできませんね(笑)