乳がんにかかる女性が増えているらしい。
しかし、乳がんで死亡する人の数は、乳がんにかかった人の数の3分の1以下にとどまっている。
乳がんは、かかる人は多くても比較的生存率が高いとは、看護婦の妹から前から聞いていた。
乳がんの治療法は進化していて、ステージⅡ(がんの大きさが約2~5cm)までの乳がんでは、9割近くが治癒すると言われている。
若い私の主治医は最初の診断から私が乳がんだとわかっていたのに、なかなか乳がんだと、言い出せなかった。診断の最初に結論を言わないので、私は癌だと悟ったのに。
しかし、看護婦の妹から、乳がんは治る癌だと癌にかかる数年前から聞いていたので、私には希望があった。神は先回りをして備えてくれる。
私の主治医は若いけれど、日本で1番古い私立医大の出身で、アメリカ留学もしている。最初は、「げー!こんなゲーマーみたいな兄ちゃんが私の主治医?!終わった。」と思ったけれど、
治療方法は、ホルモン受容体陽性、ステーキ1でリンパにも至ってないので、放射線とホルモン療法になると、術前に主治医に言われた。
放射線もホルモン治療も、また抗がん剤治療もなんのことだか、わからないまま、そうなんだ!と思っていたけど、
術後2週間後の説明で、ステージ2A、そして、Ki67が50と言うのが、引っかかったようで、抗がん剤治療をするかどうか、迷っていると主治医に言われた。
迷った時にはオンコタイプテストをして、将来の再発の可能性を調べてから、抗がん剤治療をするかどうか、決めたら良いと言ってくれたが、
オンコタイプの結果は2週間後、その前に決めたしまいたかった。またオンコタイプは50万かかるし、保険適応外、
Ki67の50という数字は高いので、説明された日に、抗がん剤治療を決心した。抗がん剤治療を迷っていた理由はただ一つ、髪の毛だけなので、髪の毛はまた生えるから。
そして、自分の腫瘍もよく知りたいのでオンコタイプも申し込んだ。
なんとオンコタイプは私の申し込んだ日を最後に新規申し込みをやめたようだ。理由は12月1日から保険適応になるから、その前の有料の申込と混じってはいけないからだ。11月30日に新規受付を、やめたようだ。私が申し込んだのは11月29日の夜。
50万の費用は、お父さんのように慕っているシンガポールの社長さんからの献金でまかなえることができた。