【病気 過去】は7年前のお話です 。

リンちゃんは食道閉鎖症という食道と胃が繋がっていない病気で1600gで生まれました。1回目の手術は失敗に終わり、病院に入院したまま体重を3000gまで増やして再手術をすることになりました。 




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はじめから




リンちゃんが生まれて
2ヶ月が経ちました



チューブのトラブルは解決しましたが

この頃から私の体調に
変化が現れはじめます



寝ようとしても
娘が苦しむ顔を思いだして
なかなか寝れません




長い入院生活は
子供だけではなく
親の精神も削っていきます




食事は食べられないわけでは
ないけれど
お腹が空くという感覚は
感じなくなっていきました




これではダメだ
自分がしっかりしないと


毎日毎日言い聞かせていました



リンちゃんは3kgまで体重が増えると
手術ができるので
それまでの我慢…




それにしても
トラブルが多すぎる状況に
気が気ではありませんでした


はじめてのことを試す時は
トラブルはつきものです

それは頭では分かっています


でもそれが生まれてまもない
赤ちゃんの身に起こっている



敗血症
ケトアシドーシス
チューブのトラブル
毎日の唾液の嘔吐
数日に一度はある採血


など細かいことは書ききれないほど
入院しているだけで処置がありました



食道閉鎖症を治すために入院しているのに
肝心の手術にいきつくまでに
数えきれない処置とそれに付随する
トラブルが起こってくるのです




やみくもに入院を長引かせては
いけない



できるだけ早く手術をして
早く食道を繋げてほしい



私の願いはこの1つでした

旦那さんの願いも一致していました

そして
日々身近で関わってくれている
看護師さんも同じ気持ちでした


早く手術をしないと
毎日の苦しみとトラブルが続く

赤ちゃんの成長が阻害され
二次障害が出てしまう


✳︎長引く入院によって
実際に弱視や摂食障害を患いました




親と看護師さんの間には
絆というか
団結力のようなものが
生まれていたのです





娘の身近にいる人の意見は同じでしたが
日頃の様子を身近で見ていない小児外科
との温度差はありました



これは
現場と指示を出す側の違い
仕事でも同じ場面を経験したことが
ある方もいるのではないでしょうか




体調の悪い私でしたが
看護師さんの優しさに支えられ
リンちゃんの顔を見て安心することで
なんとか精神を保てていました





つづき















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