ずっとしなきゃダメ? | 小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

小学生から不登校でも大丈夫!不安に振り回されない「きく」スキル

学校に行くことが絶対という時代ではないけど、不安になります。
そんな時、子どもに安心感を与える話の聞き方を知っていると、子どもが安定します。不安の中身を知る方法があると、不安に振り回されなくなります。
ふつうや当たり前から、一歩抜け出しませんか?

「校門のところまで迎えに来て」

 

朝、教室前でふり絞るように声を出す。

 

そんな言葉が9月半ばごろから息子から出るようになり、

安心して登校できるなら・・と毎日小学校まで迎えに行ってる。

 

迎えに行きだした時は一人で出てきて、

私を見たら「ホッと」したような顔をして、2人で帰ってた。

 

でも最近はおともだちとワイワイしながら出てくる。

そしてワイワイしながら帰る。

 

うんうん、楽しそうで何よりニコニコ

 

 

なんだけど・・・

 

 

同時に

 

 

「私、いる??」

 

 

って思う。

 

友だちと楽しそうにしゃべったり、ふざけたりしてるから

なんか私いなくてもよくない?と感じちゃう。

 

門で見かけたら声かけてきて、あとは私の存在無視。

荷物も持ってやろうとしても、していらん!と。

 

私は「必要とされてない」と感じているみたい。

そして息子は私がいなくても帰ってこれる、と私は信じている。

 

 

だからある日聞いてみた。

 

「なんで来てほしいの?」って。

 

そしたら

 

「見守っていてほしい」

 

だって笑い泣き

 

具体的にどうしてほしいとかあるか聞いたら

 

「そういうの苦手やから!」

 

とイラついた様子で答えが返ってきた。

どう言葉にしたらいいかわからないみたい。

 

 

 

迎えにいく時間的余裕はある。

 

1学期より早い時間に登校しているし、できることはやってあげたい気持ちもある。

(1学期は今より遅く登校していたけど、お迎えに来て欲しいはたまーにしかなかった)

 

でーもー

 

「毎日お迎えがつらい。負担」という気持ちが湧いていてね。

そして「お迎えもしてあげられないの?」って自分を責める気持ちも湧いてくる。

 

 

そこに気づいたとき、

 

「ああ、私疲れてんだな。頑張ってるんだな」

 

って思った。

 

 

だからある日、テレワークだった夫に小学校の送り迎えをお願いした。

お迎えを頼んだのは実に初めてだった!

 

 

そしたらお迎えは入違ってしまったらしく、息子と夫は出会えず

息子は一人で元気に帰ってきたというオチ笑い泣き

 

 

「わーさみしかったんちゃう?」

 

と大げさに言って息子をハグしようと追いかけたら

 

「ぎゃーー」

 

と逃げられ笑い泣き

 

「〇〇君と帰ってきたから!」

 

と言ってた。

 

やっぱり大丈夫なんだ、という思いと

コンディションによって変わるのかもしれないという思い。

 

やっぱり私だけで全部やろうとせず、

夫にもかかわってもらうことで新たな発見ができるということ。

 

「ずっとやらなきゃいけない」と考えるのではなく

「今日はできない」とか「ここまでならできる」

と言ってもいいのかもしれないなと思った。

 

ちなみに今日は「お迎えにいる?」と聞いたら

「うん」と答えたので

 

「信号のところで待ってるわ」と伝えてみた。

 

そしたら「わかった」と言っていた。

 

あ、門じゃなくていいんだーってちょっと拍子抜け爆  笑

 

さてさてどうなるやら。