私はおもちゃの片付けをよるごはん前にしてほしい
と常々思っていて、ルールにしてみたり、タイマーをしてみたり、ありとあらゆることを試してきた。
息子としては
「だしておきたい」
が一番にあるようで、今のところ息子のタイミング(だいたい寝る前)でしている。
でもたくさん出して遊んだあとは、到底息子一人では片付けれる量ではなく、
私息子を待ちきれずイライラ→息子と無駄な口論になったり、私が怒りをまき散らすのがパターン。
今、図書館で借りて、もう一度読みたいなーと思ったこちらを再読しているのだけど
この本の中に、
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いつも「ある決まった親子関係」が成立した時に、暴力が起こるということだ。
つまり、親と子が口論して、お互いある決まった気持ちになると、いつものパターンが出来上がり、怒りが爆発する。発火点は決まっている。
もちろん、繰り返されるパターンには親も子も気づいていない。
(「子は親を救うために「心の病」になる 高橋和巳 第一章息子は親を救うために引きこもった より)
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ということが書いてあって。
この場合は息子さんの「暴力」なんだけど、今の私と息子の片付け問題に当てはめると
私(母)は、おもちゃ(息子が出したもの)は息子自身で片付けをして欲しい思いが強い。
本当はよるごはん前にして欲しいが、息子自ら動いてやって欲しいという思いがあるので、息子のタイミングでやるよう待とうとしている。かなり【我慢】している状態。
夜ごはんのあと片付けができないと布団を引けないなど家事に支障があるので、結局息子に声をかける。
が、息子はなかなか動かない。息子がやりたいタイミングではないから。じゃあ私が待つか片付けをするしかない。「待つ」には余裕がなさすぎる時間。
私一人でしていると【なんで私がやらなきゃいけないんだ!】と怒りが湧く→怒る→息子が泣きそうになりながら片付ける
待てないなら、私がやればいいじゃん、と書いていて思うw
でも自分でやって欲しいんだよなあ。
で、昨日はおもちゃの量もそこまでなかったし、パターンを崩そうと思った。
怒りが湧いてきて、怒りのトーンで言葉が口からでそうになった。
その一瞬、私は何を思ってる?と自分に問うてみた。
「ふとんをひきたいと思ってるけど、トランプがあるからふとんがひけないんだよね。一緒に遊んだからお母さんが片付けるのもいいんだけど、(息子の名前)も遊んだからさ、片付けて欲しいな」
自分でも驚くほど落ち着いたトーンで話せた。
すると、息子。
トランプのことではなく、作ったレゴを見ながら
「これ(レゴのこと)こわしたくないの。これは置いておきたい。」
と言ってきた。
あー片付けないといけない、ってわかってるんだー。となんだか嬉しい気持ちになった。
そして、私の中では(コレはおもちゃ箱へ片付けてほしい、元の位置に戻してほしい)と瞬時にわかるけど、息子はわからないんだ、息子と感覚が違うんだということがよーくわかった。
レゴは置く場所があったので、ココに置いたら?といったら
壊れないかなあと言いながら、おいて、床にあったものを元の場所に戻したり
私が言う前に片付けて欲しかったトランプも集めだした。
いつも同じように落ち着いて、とはいかないけど、自分が何を思ってる?って問うてみたら
意外といいのかもしれないと思った出来事だった。