ここ何年かの舞台観劇生活の中で、もっとも気に入っている劇団 エムキチビートの本公演を観てきました♪
今回はミュージカル仕立てという初の試みに挑戦したのだそうです。
題材はフランス文学者 スタンダールの ”赤と黒”に着想を得たのだそうです。
仮想の大日本帝国時代のお話・・・・憲法発布による人権主義的な裁判において裁かれる元士族(幕府側だったため維新後は仇敵の扱い)が華族にもぐりこんで出世していく物語。
結局は嫉妬につぶされるのですが・・・・
主役は外部出演の平野良君が色気たっぷりに演じきりました。
ミュージカルということですが、きちんと決まりごとを踏まえて創られていました。
エムキチの看板 若宮亮君もお歌を披露しておりました♪
カラオケではキンキキッズの堂本剛君のような声質なのですが、ミュージカル用に鍛えてきたようでした。
こちらは、エムキチ新メンバーの福井将太君です。
主演の平野君の付き人的役割を果たし、彼のと重奏も多く、大活躍しておりました。
平野良君以外にも、安定した歌唱力の米原幸佑君やダンサーにしておくにはもったいないほどの歌唱力を持ったKEN君など聞き応えのあるメンバーがいたのですが、ミュージカルとしてはちょっと凡庸だった気がします。
やはりメインとなる主題を変調しながら、繰り返して、観客の耳と心にきちんと残るような曲が必要だと思います。(何度も観るということを見込むのでなく、初見の客を引き込む努力が必要)
あと、前半は不協和音が多いのでちょっと気持ち悪さを感じました。(耳に心地よくないという意味です)いまいち心に響かなかったですね。。。。
歌唱力についても、俳優とミュージカル俳優と歌手は使う能力が根本から違うので、あまり異なるジャンルを混ぜると、観ていて苦しくなります。
今回も正直エムキチ団員はがんばっていますが、俳優だ! という域は出ていないように思われます。
そういう意味で、実際外部から呼んでいる役者さんに頼るならミュージカルにする意味が無いように思うし、こういうミュージカルならエムキチビートがわざわざ創らなくても巷にあふれていると思いますし・・・
まあ、本作品の評価についてはDVDが出てから何度か観て、考えることとしましょう。
































