ピンチと捉えるかチャンスと捉えるか

昨日の朝は、次男が午前中だけで下校するのでお弁当は長女の分のみ。ご飯の間におかかと海苔を挟んだ海苔弁にしました。

物事が起こった時に、それを「ピンチだ」と捉えるか、「チャンスだ」と捉えるかで自分の居る現実世界が一瞬で決まる。私たちは選べるのだ。だから自分の事を「創造主」と言うんだよね。

そんなパラレルワールドに私たちは存在している。

と、私は小さな頃に父が定期購読していたオカルト雑誌「ムー」を読んで知った。

ムー 2024年5月号[雑誌]

ヒバゴン、ネッシー、UFO、核戦争など、そういう未確認物体や未知の事を真剣に研究する「ムー」。大好きでした。パラレルワールドについても相対性理論を使って詳しく解説していた回があり、小さな私はもちろん「オカルト」なんて言葉を知らなかったからね。不思議な話だなぁと思いつつ、ファーブル昆虫記や桃太郎と一緒に読みふけっていました。結論！

パラレルワールドはあると思うよﾏｼﾞﾃﾞ

昨日の話。

昨日は、親として長女の会社に呼ばれて行って来ました。「なんだろう？勤務は真面目だし、良い話に違いないけど。」と思いながら緊張の会社会議室へ。

そこでのお話は、、、。

長女の会社が社屋建て直しをする関係で、中度知的障害のある長女に1年間違う職場に出向してもらいたいという事でした。

さて、これをピンチと思うかチャンスと思うか。

同席した長女はどう思ってるのか、顔を見てもわからなかったけど

私は「いいじゃん！違う場所で違う人たちと、期間内だけ電車とバスで通わせてもらって働けるなんて、絶対いい体験になる。長女はやっぱりめちゃくちゃ恵まれてる！」と、最初から「チャンスキター！」としか捉えてなくて。

会社の方々は、障害者が変化に対応するのが大変なのをよくご存知で、ストレスでいつもと違う行動を取ってしまったり、体調を崩してしまったりするのをとても心配してくれました。

そう、そうなのよ。ウチもそうよ。ただね、上手く伝えて導けば、素晴らしい力を発揮するのも長女の特徴だったりするのだ。私は知っている。

捉えてもらい方が重要なのだ。

会議室を後にして、担当女性とちょっとお話しすると、支援を万全の体制でやってくれる感じだったので安心しました。

家に帰って長女と話したら、長女も他の支社で働く障害者の人に会える事や、綺麗な支社で働くのを楽しみにしてるようでひと安心。

高校時代に苦労して1人でバスに乗れるようになった事が、今に繋がっているんだねーと話したら

頑張った自分を思い出して嬉しくなっている様子でした。高校に入る前に1ヶ月ほど、ヘルパーさんについてもらい、ヘルパーさんと私が交代でついて何度もバスに乗る練習、学校に通う練習をして、長女がようやく通学を認められた経緯があります。片道2時間半掛かるので、早起きが辛くてね。人混みが怖くて逃げ出したり、泣いたりしながら。頑張ったのよ。長女だけじゃなくヘルパーさんも私も、大変で泣きそうでした。

1年以上先の社屋建て直しの話ですが、会社が長女に早めに話してくれて、準備をさせてくれる事に本当に感謝です。可愛い子には旅をさせよう。

遠くへ行く事、私から離れて1人で生きられるように社会とたくさん繋がりを作る事ができる、なんて幸せだろう。これぞまさに「チャンス！」

でも、ピンチと捉えたら、いくらでもピンチにもなるのです。会社の提案は「他の支店で働く」以外にもいくつかあって「一度退職して、障害者のアルバイトを探す」「まる1年、休職して親の扶養になり家で過ごす」なども。

いやー中度知的障害者ですからね。生活のペースを崩したらなかなか戻せないだろうし、自分でお金を稼ぐ喜びを知った長女は、急に入ってこなくなるお金にストレスを感じるだろう。

バスには1人で乗れるけど、電車には乗れないからね。またヘルパーさんと私で訓練よﾋｰ