病に感謝しろ! -34ページ目

病に感謝しろ!

健康について
さまざまな視点から見て、発信していきたいと思います

鬱病といっても現在は色々な症状や種類がありますね。
人によっては発症したばかりであったり、重度であったりします。


ここでは一般的なイメージがある鬱病の場合でお話します。


鬱病の人は、とにかく気分が塞いで落ち込んで、自分がどうしてこうなってしまったのかも分からないでいます。
早く良くなりたいという焦りもあります。
なんだか疲れている。体が重くて起き上がれない。疲労感から口数も減ります。こちらが「どうしました?」と言っても返事が返って来ないときもしょっちゅうあります。


時には頭を抱えてうずくまり、床に頭を擦りつけて呻いていることもあります。
そんな時は、話が出来るのなら「辛い気持ちを聞きましょう」反応がなければ無理やり話をさせるのではなく、そっとしておきましょう。


ただし、鬱病の人は「こんな病気になった自分を・迷惑をかけている自分を」という思いが強いので、見捨てられることが一番怖いそうです。
ですから「そばにいるからね。ここにいるからね」ということが分かる言葉をかけてそっとしておくか、そばにいるのが分かるぐらいの距離で見守っていましょう。


「見苛めな姿の自分を見られたくない」という気持ちからなのでしょうか、あるいは人に側に寄られるのが嫌なのか、「そばに来ないで。あっちに行ってて」と言う人もいます。
その時は自殺の危険がないのであれば言われた通りにしましょう。


話が出来るのであれば、こちらはとにかく聞き手に回りましょう。(僕の場合は相談した相手がちゃんと聞き手にまわってくれて本当に助かりましたし心が軽くなりました)


鬱病の人は時々言葉に詰まったり、ゆっくりだったり、話が途切れたりしますが、こちらが焦ってはいけません。
鬱病の人のペースに合わせて話を聞くことに重点を置きましょう。


話を聞いているうちに「え?それは違うよ。そうじゃない。それじゃダメだよ。こうしたらいいよ。」という考えが湧いてきますが、否定するようなことは言ってはいけません。増々自己嫌悪や自信を失ってしまいます。


話を聞き終わった後、つい「じゃ、頑張んなよ」なんて言ってしまいがちですが。これも言ってはいけません。症状と具合によっては「一緒に頑張ろうね」ぐらいなら言ってもいいですが、「頑張れ」は逆効果になります。それならば言わない方がいいですね。


そして必ずやってもらいたいことがあります。
鬱病の治療には周りの人のサポートが重要になります。
どういう場面で(家族・学校・病院・支援センター・会社など)鬱病の人と接することになるのかは分かりませんが、
ネットや本ででもいいので、鬱病について学んでください。周りの人達の病気への理解が回復への手助けになるのです。

家族が鬱病になったらどうのように対応していいものか分からないですよね。
とにかく、ゆっくり見守るしかないんです。


ムリにやらせないとか、「頑張って」という言葉は禁物だということはたいていの人は知っていますよね。


会話は聞き手に徹しましょう。アドバイスを思いついたとしても「うんうん。そうなんだ。辛かったね」というように返すのがベストです。


薬の管理は家族がしましょう。
薬を飲むことすらも面倒だったり、忘れてしまうので、家族が管理しましょう。薬は継続してしっかり飲まなければ効果がありません。また、状態がいいから飲むのを止めてしまうと、再発や状態を悪化させることになるので処方通り飲ませることが大切です。


ところで、鬱病の本人も辛いのですが、その家族も苦しんでいるんですよね。


鬱病のことを理解できていないと、配偶者や子共、親が鬱を発症した時に「こうなってしまったのは自分のせいかもしれない」と家族も自分を責めてしまうことがあります。


鬱病の人は、朝は起き上がるのが辛くてなかなか起きてこないし、何もしないで1日横になっているだけの時もあります。

そんな姿を見て、「だらしがない。なまけてる。こんな風に育てたはずじゃない」なんて思わないでくださいね。


全て病気のせいなのだということを理解してください。


病院にもよりますが、家族には鬱病の人への係わり方のマニュアルが渡されます。


そのマニュアル通りに係わっていても、一向に良くなる気配が見られない。八つ当たりされて殴られるともある。いつまで続くのか分からないこの生活に不安も感じてきます。
すると、早く良くなって欲しいという気持ちが先だってしまい、家族の方が焦ってしまいます。


その焦りで口調がきつくなってしまったり、せかしてしまったり、責めてしまったりという対応の変化に繋がってしまいます。


鬱病は完治するまでには時間がかかるものだということを理解してください。


そして、鬱病の家族のことももちろん大切ですが、自分自身の心と体の健康も大切にしてもらいたいです。


たまには、趣味やショッピング、友達とお酒や食事などの時間も大切にしてください。これは自分が燃え尽きない為にも必要な時間となります。

鬱病の人がうつ状態になったときは、自分がダメな人間だから、いたらなかったからばっかりにあんなミスをしてしまった。と自分を責めます。
人に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思い続けます。
誰かが何気なく言った言葉が、いつまでも頭から離れなくてそのことで悩んで苦しみます。


もしも、会社の同僚で、友達で、家族で鬱病の人がいるのならば、失敗した時は責めないでください。
また、励ますつもりで良かれと思って言った言葉が、逆に本人を傷つけてしまう事があります。


失敗は鬱病のせいで集中力が落ちたり、手順が分からなくなったりするからなのです。
頑張れとか、しっかりやれよ、なんて言わないでください。
今まで自分に厳しく、妥協せずに、きっちりとやってきた人達が鬱病になりやすいタイプだと言われています。
きっと、あなたのそばにいる鬱病の人もそうだったでしょう。だからこれ以上頑張らせないでください。


もしも、話をしたいような感じがあるならば、愚痴でもなんでもいいから、話を聞いてあげてください。
あなたは話に「うんうん。そうだね。そうなんだ」と聴き手に徹してください。
ですが話を聞いているうちに自分の考えも浮かんできて「いやいや、そうじゃないよ」と言いたくなるでしょう。普通の人ならばそれでもいいのですが、うつ状態の人にはそれは禁物です。逆に自信を失い、自分の存在を否定したくなってしまいます。


無理をして色々なことをやらせないでください。
出来なかったら自信を失くして、やれないことに悩んでしまいます。
やれることをやってもらって、やれないことはやらせないか、一緒にやってみてください。そしてやれれば「やれたことに」達成感と自信がつきます。


もしも、こういった鬱病の症状を甘えているとか、だらしがない性格、わがままな奴だと感じてしまうのであれば、その偏見を捨ててもらわなけれいけませんね。


鬱病は周りの人に理解してもらえないことが辛いのです。


今の時代は、ネットで簡単に調べることができますよね。
鬱病の人の意見を聞くことだってできます。
周りの人のサポートと理解がなければ回復は難しいものだということを忘れないでください。