病に感謝しろ! -35ページ目

病に感謝しろ!

健康について
さまざまな視点から見て、発信していきたいと思います

ネットの健康に関する掲示板を見ると、鬱病に関する質問が多くありますね。
鬱病は治るのか?

薬は飲み続けなければいけないのか?と
いう質問が多くあるなかで、反復性鬱病性障害についての質問がいくつかありました。


「鬱病になって何年かたつが、なぜか病名が反復性鬱病性障害に変わった」

「鬱病とは違うのか?」「なおるのか?」などの不安がたっぷり詰まった質問が寄せられています。


この診断を受けた方々は自分の病気をしっかりと知っておきたいようで色々と調べるようですが、情報量が少なくて分からないことだらけで不安を感じているようですね。


鬱病性障害を症状別に大きく分けると、鬱状態と躁状態を繰り返す「躁鬱病」。

うつ状態を繰り返す「反復性鬱病」。

再発のないうつ病「単一エピソード鬱病」の3つになります。


つまり、反復性鬱病性障害は、鬱病の分類のひとつで、「鬱病」であることに間違いはありません。


発症は40歳以降の女性に多く、躁状態がなく、鬱の発症が2回以上ある場合の病名のことを反復性鬱病性障害といいます。


月経には関係がない鬱の期間が2日~2週間未満持続し、1年間に1か月に1回は鬱状態が生じ、鬱になったり治まったりを繰り返す状態にあることいいます。


簡単に言いますと、鬱の状態が周期的に何度も繰り返しますということです。


病名が変わったとしても、治療自体はこれまで自分が受けていた治療と変わることはありません。


寛解という時期(病気の症状がほとんどなくなり、以前の機能を取り戻した状態のこと。

完治・治癒とは違い、再発の可能性がある)を長くしていく治療が必要になるようです。


症状は、集中力がなくなる、頭がボーとする、思考力の低下、やる気が出ないなどがありますが、1日中寝込まなくてはいけないほど重い症状ではありませんが、調子が良かったころと比べるとスッキリしない、悪くなったかな?と感じるようです。
気分によっては症状の出かたや重さが変わったり、鬱状態が出ても症状が持続しなかったりします。


鬱病のなかでも経度ですが、調子が悪い時は無理をせずにゆっくりと休んだほうがいいでしょう。

みんなさんも一度は失恋の経験があると思います。
失恋って辛いですよね。
ドーンと気分が落ち込んで、なんでこうなったんだろうってず~と考え込んじゃいますよね。


実は自分も10代の頃、失恋をして・・・(涙)


ふっと悲しくなって、涙が出てくる。
不眠が続き、やっと眠れてもウトウトとするぐらい。
何をする気にもなれず、起きるのもやっと。
物を食べてもおいしくないし、胸や胃が重たい。
お笑い番組で家族が笑っているのを見て、いったいこれのどこが面白いのかと感じる。
自分のどこがいけなかったのかと考えれば考えるほどどん底から抜け出せなくなる。
辛さと悲しい感情だけで生きているように思えて、毎日がやりきれない思いでいっぱい。


こんな状態に覚えがあるでしょう。
でも、これって、続いてもせいぜい1週間ぐらいだったのではないですか?
1か月もすると、ちょっぴり胸がキュンとするぐらいで、辛くてたまらないということはないでしょう。
なかには既に次の恋を見つけている人もいるかもしれませんね。


人間は、毎日の生活のなかで色々な行動や感情を経験していくうちに、失恋の辛さに慣れてしまって、辛い記憶が薄れていくんですよね。


ところが、失恋のショックから立ち直れなくて、うつ状態から抜け出せなくなることがあります。
たしかに、失恋は心に強いダメージを与えますから、うつ病になったっておかしくないぐらいです。


ですが、失恋だけが鬱病発症の原因ではないんですよ。


鬱病は様々なストレス要因が重なった結果、発症するものなんです。


ですから、失恋をして鬱病になったのではなく、仕事や、生活、人間関係などの様々なストレスが重なり合い、たまたま失恋が鬱病発症の引き金になってしまったと考えたほうがいいでしょう。


失恋が原因で鬱状態が続いている場合は、適応障害を疑うべきでしょう。


適応障害は、はっきりとしたストレスが原因で発症するものとして、鬱病とは分けられていますが「鬱病の一歩手前の病態である」と精神疾患の分野では捉えられているので、鬱状態が長く続くのでしたら精神科・心療内科などの病院で診察を受けてください。


適応障害はストレスが原因で社会や生活にうまく適応できない(勉強や仕事などが続けられない)という病気です。


ある精神医学の本では『明確なストレスが原因で生活の適応ができなくなること』と記されています。

つまり、入学や就職、結婚、病気、生活の変化などのはっきりとしたストレスの要因があって、それに対する反応として鬱状態やイライラ、不安、恐怖、絶望感、攻撃・破壊行動など、精神的に具合が悪くなるが適応障害です。


分かりやすく身近なエピソードで例えますと、「学校でみんなの前で怒られてしまって学校に行けなくなってしまった」「自分には向かない仕事をさせられているので仕事に行きたくない、朝が起きれない」「五月病」というものも適応障害になります。


回復をさせるには、薬物は補助的に使用し、原因となるストレスから離れれば通常6か月以内で回復できるといいます。


鬱病はストレスが原因で発症する病気ですが、はっきりとした原因がなくても発症するという面は適応障害とは異なるところだと思います。


また、ストレスや栄養不足で脳細胞が傷ついてしまうことで感情のコントロールがきかなくなるために、抗鬱薬を欠かさずに服用することも適応障害とは違うところです。


適応障害といっても、ストレスを感じて鬱症状や不安状態が出るのであるならば、脳細胞が傷つく前の鬱病の前段階ではないのか?そうであるならば鬱病と適応障害の区別は難しいのではないか?と考えられませんか?


実のところ、鬱病と適応障害は、はっきりとした区別は明確ではなく、しかも、精神疾患の分野では、適応障害は「鬱病の一歩手前の病態である」と捉えているということです。


鬱病の診断には診断基準となる手引きがあり、その基準に当てはまらない精神疾患は適応障害に当てはめることが多いということです。


この2つの病気の違いを簡単に言うならば、鬱病は主に気分が落ちることで、適応障害ははっきりとした原因があり、主に環境や生活に適応できなることと考えればいいのではないでしょうかね。