まるで・雨月物語の庭・のような宿(2) | キノコbpのブログ

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懐中電灯を点けて右に…奥の方左に入口が2つ、真ん中に裸電球…戸を開けると一畳程の脱衣室、ガラス戸を開けて浴室は三畳位、エンビ管からチョロチョロ流れるお湯、水道が有りません。20個位の桶にお湯を入れ、冷まして熱いお風呂をうめるそうです。(金サン銀サンが入られた)と聞いて何か秘湯の趣きが、…廊下に出て反対側の窓を開けようとしたら釘付けになって居ました。部屋に戻る廊下の庭側は自炊場所、右側に部屋が幾つか、昔湯治場だったそうです…その先が大浴場で…今はお湯が出ない。でも浴場だけでも見て見たい。と…戸を開け暗い中を凝視、した途端に三人で悲鳴を上げて~走り出しました。孫もヘッタクレも有りません。…あの黒い巨大な岩風呂!闇の中に懐中電灯で浮かび上がった壁、一面の磐の洞穴、天井から下まで火山石で…床に敷かれた鉄平石?、水は一滴も無く…富士の洞穴見たい!襲われそう~、吸い込まれそうで逃げ、…懐中電灯を(ナニカ怖いヨ)と娘にバトンタッチ、しました。… 翌朝は元旦、朝早く起きて玄関から下の道を見ると岡持を下げた人が上がって来ます。…廊下から広い中庭を見て~思わず絶句!。 続く