あの日から1年が経ちました。
五城目町始まって以来最悪と言われる災害、令和5年7月豪雨。
一年を迎え
13日はAKT秋田テレビ
14日はABS秋田放送
など県内の番組で特集が組まれています。
あんな思いはもう二度とゴメンだ!
しつこく発言を続けてきています。
これからも変わらず続けていきます。
強い町でなければ何も始まらない!
ここで河川の改修整備について整理したいと思います。
これまでもこのブログでご紹介してきたように、県では45億円かけて馬場目川・富津内川・内川川の大掛かりな改修をおこないます。
馬場目川→・久保、寺庭~平ノ下 河道掘削&築堤
富津内川→・下山内~上山内 河道掘削&築堤 ・富田 築堤
内川川 →・湯ノ又 新たな川(ショートカット/バイパス)をつくる
詳細はコチラ19ページ以降をご参照願います。
この事業は上流部の改修であり、昨年の浸水住家655世帯のうち五城目地区495軒+大川地区62軒=557世帯 被災住家の実に85%が建つ町中心部から下流については触れられていません。
なんでや!?
とお思いの方がいらっしゃると思います。
県は
・昭和31年~43年にかけて行われた八郎潟干拓を契機に昭和35年から39年に八郎湖~国道7号線にかかる竜馬橋までの区間
・昭和36年から63年にかけて竜馬橋~五城目町中心部富津内川との合流点まで
の河川改修工事を実施しており、この区間(八郎湖~町中心部)は既に整備が終わっている区間という言い分です。
今回はまだ整備が行われていない上流部で45億かけて河川改修をするというもの。
下流部は整備済みなので、管理者である県が同地域で行う工事は、伐木、土砂除去などの『維持修繕工事』
河川改修ではなく維持修繕なのです。
昨年7月の大水害後、8月後半から町中心部の馬場目川において大掛かりな伐木と大量の土砂除去『維持修繕工事』が行われたことは歓迎感謝します。
あれだけの浸水被害が起きたので根こそぎ取っ払ってくれるものと思っていたのですが、そうではありませんでした。
まだまだ多くの土砂が残ったまま。
ゾッとする菜の花畑は残った土砂に咲いたモノ✖
これだけ残っているという事がはっきりと見えたこの春。
下記の航空写真地図3枚は国土地理院年代別地図を加工したもので昨年から議会一般質問でパネルにして使用しています。
大蛇のようにうねった馬場目川
↓
改修が行われ
まっすぐで広い立派な川に生まれ変わった♪
↓
それから40~50年経過し
溜まった大量の土砂で川幅は半分から3分の1程度に狭まった。
私は、なにも難しく特別なこと言っているのではないつもりです。
改修直後!40~50年前の姿に戻してくれるだけでいいんです。
しつこく発言を続けてきました。
町も県知事に要望書を2度手渡しています。
そして
ようやく今年度分の維持管理工事が動き出します。
今年度の工事区間は下記の通りです。
上の4枚の地図は五城目町HPより
うちの近所は対象じゃないのか?という方もいらっしゃることでしょう。
まずは確実に進めてもらうことが必要なのでまずはこの箇所を!
町が県に手渡しした要望書に書かれたことが確実に進むようこれからもチェックと発言を続けてまいります。
下流部、大川地区の水門管理についても!
スッポンのようにしつこく!
強い町にしてまいりましょう!